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代々木体育館アイススケートでスケート競技観戦。

50年前、東京オリンピックのサブ開場として建設された国立代々木競技場。メインアリーナ本館の第一体育館では競泳競技、別館の第二体育館ではバスケットボール競技が開かれました。今まだ現役、様々なスポーツ大会が開催されます。

代々木第一体育館は多目的に楽しむ。

代々木第一体育館は、東京オリンピックのサブ会場として競泳競技の会場でした。夏の間プールとして、冬季はアイススケートリンク、春秋は体育館として競泳以外のイベントに利用できる体育館として設計されました。東京オリンピック以降も大きな水泳大会は第一体育館で開催されていました。しかし、’93年に東京辰巳国際水泳場の完成され、競泳施設としての役割は終わったのです。夏のプールとしての利用も、その5年後には終了しました。今ではプールの上に鉄筋で蓋をして床を乗せ、体育館としてやアイススケート場などに利用されています。

新生、代々木体育館のその後。

プール、体育館、アイススケートリンクなど多目的な利用可能に設計された、代々木体育館。スケートリンクとしての利用が可能な第一体育館は、’07年の1月から8カ月の間アスベストの除去のため閉鎖されました。施工から50年経ったいまでも現役の体育館として、スポーツ競技開催などの役割を果たしています。また3.11当日、第一体育館で開催中だった全日本スットサル選手権大会、第二体育館で設営中のJBL2010-2011日立vsアイシンは中断。首都圏の交通機関が停止し、各駅では帰宅困難者が溢れました。第一体育館北スタンドは帰宅困難者を随時収容し、トイレの開放、災害状況、交通情報を提供しました。

公式戦スケートリンクとして。

代々木体育館では、一般滑走できるアイススケートリンクとしての営業は’05年で終了しています。現在では、不定期でフィギュアスケートの公式戦が行われています。そのほかの大会では、毎年開催されるチアリーディング日本選手権大会の会場も第一体育館を使用しています。公共交通機関でのアクセスが便利な代々木体育館は、JR原宿駅から徒歩5分、渋谷駅からは徒歩15分です。地下鉄では千代田線の明治神宮前駅から、徒歩5分、代々木公園駅からは徒歩10分。現在では、主にバレーボール、フットサル、ハンドボールなどの体育館として市民に利用されています。

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