今年からスキーを始めようという方はいるでしょうか?スキーにはいろいろ滑り方がありますが、基本の滑り方はふたつ、直滑降と斜滑降です。ふたつの滑り方について解説しましょう。
スピードが出る!直滑降
直滑降は、書いて字のごとく真っ直ぐ滑り降りる滑り方です。体の中心に体重を置いて、膝を適度に曲げ、重心がずれないように滑り降ります。直滑降は曲がるなどの無駄な力がかからないためもっともスピードの出る滑り方で、世界大会も行なわれているスピードスキーという競技の世界記録では、なんと250キロ以上のスピードが出たそうです。それはプロの記録ですが、一般のスキーヤーが急斜面を滑り降りても7、80キロ程度とそのスピードはかなりのもの。ゲレンデで直滑降をするときには、周りの人に気をつけながら、危険のないように滑りましょう。
決めるとかっこいい!斜滑降
斜滑降は、ゲレンデを斜めに、ジグザグを描いて滑る滑り方です。ドラマやCMなどで俳優さんがかっこよく滑っている滑り方は、だいたいこの斜滑降ですね。斜滑降、ターン、斜滑降、ターンが基本動作になります。腰を少し落とし、膝を適度に曲げて斜面と垂直になるように(斜面の下のほうに傾いて)滑り降ります。斜滑降は直滑降と違ってターンを挟むのでスピードが落ちます。ですので、斜滑降ができれば少し急な斜面もひとりでおりられるようになるのです。
ぜひスキー場で実践を!
スキーにはほかにも歩き方、転び方、色々なターンなど、滑り方以外にも様々なテクニックが存在します。文章でイメージがつかめたら、ぜひゲレンデに行ってスキー教室で基礎を学びましょう。独学で変な癖がつくよりは、プロに教わるのが一番です。