スケートで怪我をする原因と対処法

スケートでし易い怪我と原因

スケートは体幹のバランスを整えて滑ります。そのため、初心者の人はバランスを崩しやすく、また転倒したり関節を捻りやすいです。そのため、膝関節や足首などの捻挫、転倒による手首足首の捻挫などが多いです。膝は靭帯損傷まで酷くなるケースも多いので、注意が必要です。また、初心者は転倒した時に頭部を打ち、脳挫傷などにもなりやすいので注意して滑ってください。

怪我をしたらどうしたらいいのですか？

転倒した場合は、周囲を見渡し動けるようでしたら人のあまり居ない場所に移動してください。転倒した後の滑っている人との衝突も大事故に繋がり易いです。移動したらどこが痛いのか、意識はフラフラしないかセルフチェックをしてみてください。万が一起き上がれない場合は、係の人を呼んでもらい、直ぐに医療機関に受診してください。また体のどこかに痛みが生じたり、腫れているなど症状が出ている場合は係員さんに伝えるか一緒に来ている人に伝え、対処の仕方を相談してください。スケートは体幹のバランスを取るのが難しいスポーツなので、ケガをした場合には無理をせず直ぐに医療機関に行きましょう。

スケートで予防法などありますか？

初心者のケガは転倒や衝突による打撲や捻挫がほとんどです。そのため、ヘルメットや膝のプロテクターなどをすると予防になります。しかし、ヘルメットやプロテクターなどスケートリンクで貸し出していないところは、毛糸の帽子や腰にセーターを巻いたりして、クッション代わりにしましょう。毛糸でカバーするだけで、かなり転倒時や衝突時の衝撃が変わります。また、ウォーミングアップを良くすると体が柔軟になり、転倒や衝突時にケガをしにくくなります。更に、滑ることができるまでは手すりに掴まり手を離さないようにするのもケガをしないコツです。