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スキーブームを振り返る

スキーブームは1960年代を皮切りに何度も再来しています。特に80年代のバブル期のスキーブームは、当時放映されていたスキーを題材にした映画に伴い人気に火がつきました。

初期のスキーブームについて

最近の方の中には知らない方も居るかと思いますが、1990年台にはスキーが非常にブームとなっていました。そのブームのきっかけとなったのは1972年に行われた札幌オリンピックと言われていますが、そこに更に拍車をかけたのが1987年に公開されたスキーがテーマとなっている映画です。また、この映画が公開された当初はちょうどバブルの時期であったことから、消費者も産業も一斉にブームであるスキーに関心を持ったことによって一気に市場が大きくなった点もブームの要因の一つかと思われます。

スキーブームの終わり

1990年台には大きなブームを巻き起こしたスキーブームでしたが、その要因となったバブルが終了するのと同時に終わりを迎えました。また、バブルの崩壊だけでなく同時期に流行り初めたスノーボードの人口増加、暖冬傾向によって不足する雪などもスキーブームの終わりに拍車をかけました。こういった点から当初は急激にスキー人口が減少し、2000年後半にはその流れは緩やかにはなったものの客層の中心が中高年層になってしまったため、若者のスキー離れは依然として続いています。

スキーブームが復活する兆しは?

スキーやスノボーなどのウインタースポーツのシーズンになると毎年のように話題になるスキー離れや経営難の問題ですが、最近になって前年よりも利用客が増えるスキー場が見受けられるなど、スキー人口が回復しつつある兆しが見られます。また、最近のアンケートでは「機会さえあればスノーボード・スキーをしてみたい」という方が半数以上居たようです。

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