お盆に海水浴に行く人は少ないですよね。昔からお盆の時期に海に入ることはタブーとされてきました。理由はクラゲが発生するや、幽霊が足を引っ張るなどがありますよね。本当の理由は何でしょうか?
幽霊が来るからなんです
お盆に海に入ると幽霊に足を引っ張られると言われますがあながち間違っていないと思いませんか。お盆は地獄の釜開きと言われ閻魔様も鬼も亡者を釜で煮るのをやめる日なんですよ。その期間に亡者はきゅうりで出来た馬に乗り家族に会いに来るんです。ちなみにナスで出来た牛は、少しでも多く家族のそばに居たいからと昔の人婦が考えたそうですよ。
クラゲもうじゃうじゃ出ますよ
クラゲは海水の温度が約20~30度ぐらいで活発に活動し大人の成体になります。お盆に入る前は毒針を持たない幼生だったクラゲもお盆の時期になると成体になり毒針を持ち海辺までやってきます。もしそんなクラゲに刺されでもしたら心臓麻痺やパニック症状を起こして最悪死に至る可能性だってあるのです。なのでお盆の時期からは海辺に行くのをやめましょう。
海がダメなら何するの?
ご先祖様のためにお迎え火を炊いて自分たちの居場所を教えてあげましょう。ご先祖様は年に二回、盆と正月だけが残してきた家族に会える日なのですから。そんな時にせっかく会えると思って帰ってきても家にいないなんてことがあったらご先祖様は悲しむでしょう。なのでお盆は実家に帰りお仏壇にお線香を炊いてあげましょう。