TVやスタジアムでラグビーの試合を観ると、試合開始前に行われるパフォーマンスとして有名な「ハカ」。今日はそんなパフォーマンスである「ハカ」について、その歴史や意味などについて紹介していきます。
ハカといえば「オールブラックス」
ラグビーパフォーマンスのハカと言えば、真っ先に浮かぶのはニュージーランド代表の「オールブラックス」です。会場中に響き渡る勇ましい叫び声、腰を落として相手を睨みつけるのその形相は圧巻の一言で、一度は目にするべきなパフォーマンスです。
ハカの発祥はある部族の儀式
このハカは、英語では「ウォークライ」と呼ばれます。直訳すれば「戦士の叫び」です。そしてこのハカは、ニュージーランドの現住民族・マオリ族が相手を威嚇するときに用いた舞踊が発祥と言われています。ちなみにラグビーニュージーランド代表の強さの秘密は、まさにこのマオリ族の血筋にあるとさえ言われているのです。
実はハカにはこんな意味がある
そんな戦に赴く戦士たちの舞が「ハカ」なわけですが、現在ではニュージーランドでは民族舞踊として伝わっています。別に相手を威嚇するだけではなく、祝いの意味も込められて踊ることから、冠婚葬祭あらゆる場面で見る機会のある踊りです。
ラグビーはハカから一気に熱くなる!
強靭な男たちのぶつかり合いが見どころのラグビーですが、その熱狂は試合前のパフォーマンスのハカによって一気に高まります。皆さんもぜひ、試合前の彼らの見せる圧巻の姿を楽しんでください。