サッカー日本代表はテレビ中継されて話題になるけど、jリーグは爆発的な人気があるとは言い難いですよね。巷では海外サッカーは面白いけど、jリーグはイマイチなんて声も…。本当に人気がないんでしょうか?ちょっと調べてみましょう!
海外のサッカー人気はこんな具合
世界ではテニスやバスケットボール、クリケットなどが人気のあるスポーツですが、サッカー人気はダントツ。世界中の10%の人がFIFAワールドカップを視聴していた年もあるほどです。アメフトが大人気のアメリカでも、最近ではジワジワとサッカーに人気が出てきたのだとか。
世界各国、国民はサッカーに夢中のようです。
データで見る!日本のサッカー人気
マクロミルと三菱UFJリサーチ&コンサルティングが、15〜69歳を対象に「2015年スポーツマーケティング基礎調査」を行ったところ、日本人が最も好きなスポーツ第1位は野球でした。サッカーは第2位でしたが、野球が最も好きだと答えた人の割合が全体の16.8%に対して、サッカーは8.5%とかなりの差が…。
それでも他のスポーツと比べればサッカーは人気があります。「人気がない」と言われる理由は、明らかに“野球と比べて”のようですね。
数字で見る!jリーグの人気
最も好きなスポーツランキング第2位のサッカーですが、その人気は日本代表やなでしこが支えている模様。「2015年スポーツマーケティング基礎調査」によると、サッカー日本代表ファンが3222万人(前年比551万人減)、なでしこファン2305万人(前年比181万人増)、そしてjリーグファンは924万人(前年比273万人減)という厳しい状況です。一番人気の野球ですら去年と比べれば130万人減少しており、日本全体的に見てスポーツ人気が低下しているそうなのですが…。それにしてもファンが1000万人に届かないというのは寂しい現状ですよね。
【巷情報】jリーグが不人気な理由
jリーグに人気が足りない理由を調べてみると、巷ではアレやコレやいろんなご指摘が…。理由として「チーム数が多すぎてわかりづらい」という意見がありますが、確かに2015年のJ1だけみても18チームと多い印象です。
他には「あまりにもサポーターが熱すぎてついていけない」「怖い」など、一部の熱狂的なjリーグファンの悪いイメージを理由としている意見も。一部サポーターの過激な行動の処分として2014年に無観客試合が行われたニュースは有名ですよね。
jリーグはこのまま人気が出ないのか
日本代表やなでしこを含めれば、日本のサッカーはアジアの中でトップクラス。海外で活躍している日本人選手も多く、サッカー自体の人気が低迷するなんてことはまずないでしょう。
ファン数が1000万人を切ってしまったjリーグは赤字経営のチームが多く、厳しい状況です。そういった経営難の噂や一部の過激なサポーターを取り上げたニュースを耳にする機会が増えるほど、jリーグに対する良いイメージがなくなっていきますよね。とはいえ、多くのスター選手がjリーグにはいるので、爆発的な人気が出る可能性ありです。
jリーグを観戦する一番のメリットは…
jリーグに興味がなくとも、サッカー好きなら観戦しに行くべき!特に生で観たい人にはオススメです。
人気の日本代表戦のチケットは入手困難ですが、jリーグあれば有名選手のプレイを間近で見ることが出来ますよ!怖いのは一部のサポーターだけ。友達と一緒に観戦して、お気に入りの選手の応援をしちゃいましょう!