サッカーの聖地、ヨーロッパ。クラブチームも世界トップレベルの選手が集まることで有名です。そんなヨーロッパサッカーのクラブチームは日本のファンも注目しています。これから挙げるチームは必修項目ですよ!
白い巨人「レアル・マドリード」
スペインが誇るレアル・マドリードの名を聞いたことのないサッカーファンはいないでしょう。ヨーロッパにおいて、FIFAでは20世紀最高のクラブチームに選ばれた名門中の名門チームです。FIFAクラブワールドカップでも、世界一の優勝回数を誇るレアル・マドリードは、数多くの有名な選手がプレイしています。2000年代ではラウル、ベッカム、ジダンなど、2010年代ではクリスティアーノ・ロナウドといったスーパースターが集結する同クラブは、今後ジダンを監督に迎えて更に躍進していきます。
赤い悪魔「マンチェスターU」
マンチェスター・ユナイテッドは、イングランドの名門サッカークラブチームです。「赤い悪魔」と称されるように赤のユニフォームが特徴で、あまりサッカーに馴染みがない人にも有名なチームの一つです。世界屈指の規模を誇る人気クラブとしても有名で、そのファンの数は世界の11人に1人がマンチェスター・ユナイテッドのファンであるとも言われています。マンチェスター・ユナイテッドの背番号7番は、「栄光の7番」と呼ばれており、数々の歴史的なプレイヤーが背負ってきました。もちろん、デイヴィッド・ベッカムやクリスティアーノ・ロナウドもその中に数えられます。
ブルーズ「チェルシー」
チェルシー・フットボールクラブはロンドンの西部を拠点とするクラブチームです。「ブルーズ」の愛称の通り、青のユニフォームがトレードマーク。100年以上の伝統を誇るチェルシーは、財力も欧州随一とも言われています。その豊富な資金力で、多くのスター選手の獲得を成功させています。チェルシーは経営難のクラブチームにとってはある意味「お客様」でもあり、能力の高い選手をチェルシーに売却することによって資金を得ている、ということもまた事実です。「世界で4番目に年俸が高いクラブ」とも言われています。
ロッソ・ネロ「ACミラン」
ACミランはイタリアのクラブチームです。ACとは「アッソチャツィオーネ・カルチョ」の略で、「サッカー法人」を指しています。ただ「ミラン」と呼ばれる場合も同チームを指していることが多いです。赤と黒の「ロッソ・ネロ」のストライプユニフォームが特徴のこのチームは、元イタリア首相のベルルスコーニとも深い関係があります。1986年にベルルスコーニがクラブを買収し、アリゴ・サッキを監督として招き入れると、90年代のUEFAチャンピオンズリーグはACミランの独壇場となり、「無敵のミラン」とも言われる時代を築きました。
ネラッズーロ「インテル」
インテルはACミランと深い関係があります。それは同じミラノ、同じスタジアムをホームとするチームであるということです。ACミランの前身チーム時代、外国人プレーヤーの加入に関してクラブでは対立が生じていました。そして、外国人選手の導入に対しての積極派によって、チームからの独立が行われました。それが「インテルナツィオナーレ・ミラノ」。つまりインテルとなったのです。この名前にも世界中の選手を、という思いが込められていることがわかりますね。インテルはセリエAから一度も降格したことがないチームとして唯一の存在でもあります。
ビアンコネーロ「ユヴェントス」
白と黒のユニフォームで有名なユヴェントスは、イタリアのトリノを本拠地とするクラブチームです。ここまでご紹介したチームはすべて、本拠地名を背負ったクラブチーム名でしたが、ユヴェントスは違います。ユヴェントスはラテン語の「若者、青春」を意味する”juventus”を由来としています。そのためか、本拠地での人気だけでなく、全国的な人気を持つ珍しいクラブとしての側面があります。イタリアでのクラブ収入が最も高いチームの一つです。
バーアリアンズ「バイエルン」
バイエルン・ミュンヘンはドイツのスポーツクラブチームです。バスケットボール、ボウリング、体操にチェスなど幅広く行っているクラブですが、とりわけサッカーで成功しているため、ドイツサッカーといえばバイエルン、という認識のサッカーファンも多いでしょう。ドイツのブンデスリーガを最多優勝、UEFAチャンピオンズリーグでもドイツのクラブとしては最多の優勝数を誇る世界最大規模のクラブチームでもあります。
伝統と規模が違うヨーロッパサッカー
いかがでしたでしょうか。これらのヨーロッパのクラブチームは1900年前後に創設されたものが多く、いずれも伝統あるチームと言えるでしょう。移籍金なども桁が違うのでびっくりしてしまいます。興味のある方は是非気になったチームを調べてみてくださいね!