日程調整サービス『調整さん』が運営する新しいメディア

テニスのオフトレーニングとは?

テニスはテニスコート上だけでなく、それ以外の場所でのオフトレーニングが欠かせません。どのようなオフトレーニングがあるのか?効果的なオフトレーニング方法はどんなものなのか?などをご紹介します。

テニスのオフトレーニングとは?

どんなスポーツでも欠かせないオフトレ

テニスにかぎらず、どんなスポーツでもオフトレーニングは重要です。一番わかりやすいのは「限定した環境でしかプレイできないスポーツ」ではないでしょうか。例えばマラソン。マラソンは42.195kmを走りますが、トレーニングでいつも42.195kmを走ることは出来ませんよね。スキー、スノーボードなども、スキー場で1年中練習することは難しいでしょう。こういった時に、その環境以外で、その種目に向けたトレーニングをすることを「オフトレーニング」と呼びます。

オフトレの代表格「筋トレ」

テニスに限らず、様々なスポーツで重要視されるオフトレーニングが「筋トレ」です。筋トレと言っても、必ずしも筋肉を肥大化させるだけが目的ではありません。体の筋力バランスを整えて動きを良くしたり、怪我を防止させるために行う筋トレもあります。

体幹トレーニングの重要性

テニスでの筋トレでは、体幹を鍛えるトレーニングは是非行いたいところです。体幹を鍛えることで体の軸をキープする力が高まります。これによって、左右に体を振った場合のスタビリティが高まります。テニスにおいてはショットを適切な場所に飛ばせるようになり、長い時間の試合にも耐えられるようになります。

体幹トレーニングとドローイン

体幹トレーニングは必ず「ドローイン」という状態を維持して行うことが大切です。ドローインとは、お腹を引っ込ませて、胸で呼吸を行うようにする状態のことです。ヨガなども胸式呼吸で、このドローインの状態を維持するようにしていますね。胸式呼吸では交感神経が優位になって、身体の活力が高まります。

フロントブリッジで体幹を鍛える

フロントブリッジは、体幹を鍛えるトレーニングとしては最もポピュラーなものです。是非オフトレでやってみてください。動画内でも紹介していますが、両肘から先を床につけ、つま先を立たせて膝から上半身までを浮かせます。この時に体をまっすぐに維持します。これだけでも相当つらい姿勢です。まずは30秒維持できるようにしましょう。

サイドブリッジで側面を鍛える

フロントブリッジの状態から、体側を浮かせるようにするとサイドブリッジになります。サイドブリッジでは身体の「横方向」が強化されます。テニスで言えばストロークを打つ際の「ひねり動作」に効果があります。サイドブリッジ中の注意点は、重力に負けずに身体がまっすぐになっていること。腰が上がりすぎてもいけません。

ハンドニーでバランスを鍛える

体幹トレーニングの仕上げは「ハンドニー」。ハンドニーは両手、両膝をついた状態で、片方の脚を後方へ真っすぐ伸ばし、反対側の腕を前方に真っすぐ伸ばします。身体の右手、左足など、対角になる点のみが地面と設置しています。もちろんこの時もドローイン状態をキープしています。バランスの悪い姿勢になるので、体幹の筋肉を使ってブレさせないように意識します。

オフトレは他にも様々な種類が!

いかがでしたでしょうか。テニスのオフトレは筋トレの他にも、イメージトレーニングなども含まれます。ビデオを見たり本を読んで技術を勉強する座学もオフトレと言えるでしょう。実際にテニスが出来ない状況でもオフトレで勘を鈍らせないことが大切になります。

この記事を読んだ方はこんな記事も読んでいます