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これ知ってる?シーン別のテニスでわかりにくい用語集

テニスのプレー中での言葉やルール・システムなど、知っているようで知らない用語が意外にあります。そこで今回は、テニスの各シーン別でよく耳にする用語の意味を紹介・解説していきます。

これ知ってる?シーン別のテニスでわかりにくい用語集

プレー中の用語集①サービスエース

プレー開始時に相手のコートいボールを打つことを「サービス」や「サーブ」と呼びますが、それを相手が返すことを「レシーブ」と言います。ただそのボールを相手がレシーブできず、そのまま得点となったサービスを「サービスエース」と呼ぶのです。ちなみに相手が全くそのボールに触れなかった場合は「ノータッチ・エース」と呼びます。決めた側としては非常に気持ちの良い得点です。サービスエースに限らず相手が触れずに自分の得点となったボールは「エース」と呼びます。

プレー中の用語集②オン・ザ・ライン

テニスコートにはアウトになるラインが引かれていますが、プレー中そのラインの「上」にボールが直接落ちてしまうような場合があります。この場合は「イン」という判断になり、そこでプレーが中断されたり相手が打ち返せなかたった場合は自分の得点になります。このライン上にボールが落ちた時のことを「オン・ザ・ライン」と呼びます。

テニスの基本的な得点のルール

次にテニスにおけるルールに関する用語を紹介しますが、その前にテニスの得点に関する決まりから解説していきます。テニスは得点するごとに15・30・40とポイントが増えていき、さらにもう1ポイントを取ると1ゲームを取れることになります。そして、通常6ゲームを選手すると1セットを取れるのです。

テニスのルール①セットポイント

テニスではポイントが40になり後1ポイントでゲームを取れる場合、そのポイントをセットポイントと呼びます。また、例えば1ゲームマッチでそのポイントを取ればゲーム自体に勝利となる場合は、そのポイントをマッチポイントと言い換えるので覚えておくと良いでしょう。

テニスのルール②デュースとアドバンテージ

仮にお互いにセットポイントとなる「40ー40」となった状況を、テニスでは「デュース」と呼びます。この場合、次のポイントはセットポイントとならず、お互いに連続で2ポイントを先取しなくてはならなくなるのです。そしてこの2ポイントのうち1ポイントを取って有利に立った状態をアドバンテージと呼びます。ただし、アドバンテージを取った後で相手にまた1ポイントを取られてしまった場合はまたデュースとなってしまい、また再度2ポイントを連続して取らなくてはいけない状況に戻ってしまいます。テニスプレイヤーにとっては非常に神経を削られる状態です。

テニスのルール③タイブレーク

ちなみに、テニスではセット、ゲームと得点の概念がありますが、このゲームでもデュースと同じようなルールがあります。例えば6ゲーム先取のルールである時、そのゲーム数が「5ー5」と相手プレイヤーと同じ状態になってしまう場合があります。この時、タイブレークというルールが適用され、相手に対して「2ポイント差」をつけなくてはならなくなるのです。

テニスのタイブレークでの得点計算

通常、1ゲームを取るには6セットを取る必要があり、1セットを取るには単純計算で4つのポイントを取る必要があります。そのためこの2ゲーム差というのはプレイヤーにとっては非常に体力が消耗してしまいます。そこでタイブレークでは、いつもと違う得点の計算方法が必要になります。非常に簡単にいうと、タイブレーク中は7つのポイントを先取すれば1ゲームを取ったことになります。普段よりかなりスピーディなゲーム展開になりますが、ここでもやはりデュースの概念があり、「6ー6」の同点の場合には2ポイント連続で取らなければならなくなるため、精神面で負担が大きいのはあまり変わりません。

テニスで得点に使う「ラブ」って何?

テニスの試合中、例えば「15ー0」という得点を審判が告げる時に、「フィフティーン・ラブ」と言うわけですが、この「ラブ」とはどういう意味なのでしょうか。実はこのラブには諸説あます。1つは、もともとloveにはnothing(何もない)と同じ意味があったためこの言葉を使っている説です。もう1つは、0が卵の形に似ていてフランス語で卵を「レフ」と呼ぶのですが、それがイギリスに伝わった際に聞き間違った結果発音が似ているラブになったという説です。

用語やルールを知ってテニスを楽しもう

テニスには他の球技にあまりないような様々な特殊な用語やルールがあります。それらを改めて知り、テニスをより楽しみましょう。

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