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ランニングを毎日してはいけない理由

ランニングを始めるとどれくらいの頻度で行えばいいのか迷いますよね。毎日やったほうが効果が上がるような気がしますが、実は逆。ランニングは毎日やるとデメリットが多いのです。その理由をご紹介したいと思います。

ランニングを毎日してはいけない理由

「超回復」のタイミングを逃す

ランニングは身体的にハードなスポーツです。特に脚の筋肉などを酷使します。走り終わった翌日には筋肉痛などが残っていることもあるでしょう。筋肉痛は筋肉の繊維が切れ、回復段階に入った時に生じる痛みです。そして、回復が行われると一段階強い筋肉となって生まれ変わります。これを「超回復」と呼びます。この超回復が完了するまでには2~3日はかかりますので、その間も休まず毎日ランニングをしていると、回復の機会を逃してしまいます。

膝などの怪我をしやすくなる

「超回復」には数日かかる、というお話をしましたが、つまり完全に小さな怪我が治りきっていない状態で毎日ランニングをするとどうなるでしょうか。身体が消耗している部分や痛む部分をかばうようなフォームで走ることになるため、適切なフォームで走ることができなくなります。結果として、膝などの関節として弱い部分にダメージが蓄積し、ランナー膝などの原因にもなってしまいます。

場所によっては空気が悪い

都市部でのランニングは特に毎日するべきではないトレーニングです。自動車の往来が激しい通りでは、排気ガスなどを吸いやすいためです。ランニングは激しい有酸素運動ですから、たくさんの新鮮な空気を必要とします。しかしながら、大通りの横などを走る皇居ランなどは景色は良いのですが空気は決してよくありません。身体は汚れた空気をたくさん吸うことで、逆に疲労が溜まってしまうかもしれません。

体調悪化のリスクを高める

ランニングはほどほどに行えば健康増進効果がありますが、毎日欠かさずランニングを長距離行うなど、ハードなトレーニングを行うことは逆効果であることがわかっています。特に、心筋梗塞などのリスクを高めることが知られています。また、強い強度の運動を行うと、一時的に免疫システムが低下すると言われています。運動をし過ぎると風邪などの感染症にかかりやすくなることもあるのです。

精神的に追い詰めてしまうこともある

毎日ランニングしなきゃ!という意識が、精神的に自分を追い詰めてしまうこともあります。人間は日々体調も異なりますし、予定などが入って運動ができないこともあります。プロの選手であればともかく、健康目的でランニングをする人が、ランニングからストレスを受けていては本末転倒です。ストレスの解消のために飲食に走ってしまうこともありますので注意してくださいね。

数日おきのランニングがベスト!

いかがでしたでしょうか。ランニングは毎日長距離を行うと様々なデメリットが有ります。多くは運動のしすぎによるものなので、短時間短距離に減らすか、または日にちを数日おいてのトレーニングがベストと言えるでしょう。

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