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夏休みの宿題を始めない子どもにすべき5つのこと

子どもがいつまでも夏休みの宿題を始めない…そんな経験は親御さんなら誰もがお持ちだと思います。そんな時にはこれから述べる5つの方法を取ってみてください。夏休みの宿題は子どもを成長させるチャンスなのです!

夏休みの宿題を始めない子どもにすべき5つのこと

自分のタスクであることを強調する

夏休みの宿題は、当たり前ですが子どもがやるべき仕事の一つです。子どもも学校から「困ったらお父さんやお母さんにやってもらいなさい」という風に聞いてくるわけではありません。当然、自分がやらなければならないものとして認識してきています。子どもが宿題を始めないのは「面倒である」という感情からにほかなりません。それは私達大人も日頃から「仕事行きたくないなあ」と思う気持ちと何ら変わりはありません。「面倒だけど、宿題は自分でやらないといけないことなんだよ」ということを、自分の仕事や家事などと関連付けて示してあげると子どもも段々理解するものです。

スケジュールの立て方を一緒に考える

ではどのようにして終わらせるのか?という段階に入ったら、スケジュールの立て方を一緒に考えます。子どもはなんだかんだ言って、大人がやっていることを真似するのが好きなものです。スケジュールを立てるというのはなかなかの高等技能ですから、大人がかっこ良くそれをやっている様を見せてあげましょう。例えば手帳やリストなど、色々なタスク管理方法があります。おそらくお子さんも学校から「生活予定表」といった感じで、夏休みをどう過ごすか?といった「タスク管理ツール」を配布されているのではないでしょうか。それの使い方を教えてあげましょう。

助け舟をアテにさせない

夏休みの宿題をやらなければいけないけれども、なかなか始めない。その理由は「いざとなれば親が助けてくれる」という気持ちがお子さんにあるからかもしれません。これについてはきっぱりと夏休みのはじめに「代わりにやったりしないよ」ということを宣言しておくことが必要です。子どもがひとりでできる類の宿題(ドリルなど)は、自分ではじめ、スケジュールの量をこなしたら終了して良いものです。初めのうちはその流れを見てあげる必要があると思いますが、理解してきたらなるべく干渉せずに見守りたいものです。

宿題は終わらなくても良い

さて、夏休みも終盤になりました。ここまでやってきたからきっと上手く進んで…いない!半分も終わっていない!というのが実際のところではないでしょうか。しかたがないのでここで親が手伝って終わらせる…というのが典型的な誤りです。子どもにかぎらず人間は「失敗から学ぶ」のが一番効くのです。学校で先生に叱られて凹んで帰ってくる必要があるのです。「宿題は終わらせないと叱られるものだ」という、つらい経験をすることで「では次にどうすれば良いのか?」ということに対して真剣に考えるようになっていきます。

自分はどうだったかを話す

子どもの夏休みの過ごし方の「理想形」を親は語ることは出来ますが、ほとんどの場合それは実現しません。自分が同じくらいの年齢の時にはどうだったかを思い出しましょう。やはり、終盤になってから焦って終わらせたりしたのではないでしょうか。「子どもにはこうなって欲しい」という希望と「子どものレベルで出来ること」には、かなりの差があることを認識しましょう。そして、自分の経験から、子どもに出来るレベルのアドバイスをすることが大切です。「私もそうだったよ」という共感から始めるのも良いでしょう。

何のための宿題かを考えよう!

いかがでしたでしょうか。子どもの夏休みの宿題は大人が代行してまで終わらせなければならないものではありません。時には失敗をして、先生から叱られたり、周りに冷やかされることも人生では必要です。担任などともよく相談して方針を考えると良いでしょう。

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