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アンケートを5段階評価にするメリットとデメリット

アンケートを5段階評価にするメリットとデメリット

サービスや商品のクライアントの満足度といったデータを集計するのに効率的な方法はアンケート調査です。「はい」か「いいえ」の2択のアンケートでは、満足のいく結果が出ないことが多いですよね。

そこでより詳細かつ正確性の高い結果が得られるのが、複数段階評価のアンケートです。特に5段階評価のアンケートは、答えるクライアント側に大きな負担をかけないことからも、とても人気があります。5段階評価のアンケートのメリットとデメリットを紹介します。

 

5段階評価のメリット

クライアント側から見た5段階評価のメリットは、真ん中に「どちらとも言えない」などのニュートラルな解答があることでしょう。アンケートによっては、「はい」か「いいえ」で答えにくい質問は多いですが、必ずしも「はい」か「いいえ」で答えられる質問ばかりではないですよね。

中間の回答ができるように5段階評価にし、1つクッションを用意してあげることにより、クライアント側の心理的負担を軽減する効果があります。 製作者側から見た5段階評価のメリットは、集計し、平均値を割り出すのが比較的正確に簡単にできることです。検出されたデータをもとに品質やサービスの向上に貢献しやすいことが挙げられます。

 

5段階評価のデメリット

クライアント側から見た5段階評価のデメリットは、製作者の質問が曖昧などの理由で、質問に正確に答えられない状況に陥ることもある点です。「はい」か「いいえ」の2択であれば、基本的に「そうかそうでないか」と回答がはっきりするのですが、複数段階評価になると、回答者本人のものさしが入るため、回答に悩むこともあるかも知れません。

製作者側から見た5段階評価のデメリットは、クライアントの中には、アンケートに貢献せず、ほぼ全てのものに「どちらでもない」といったニュートラルな解答をしてしまう人もいます。平均値が増え、無難な結果になることも考えられます。これを防止するために、アンケートの質問をメリハリのあるものに変えることにより、このリスクは軽減されます。

 

まとめ

5段階評価のメリットとデメリット、いかがでしたか。 良いアンケートは、集計する目的意識がはっきりしたもので、単語を変えただけの単調な質問を繰り返していないものです。アンケートの目的意識がはっきりしていないと、デメリットばかりが目につくようになります。

アンケート作成も、土台をしっかりさせることが重要ですね。今回の紹介したメリットデメリットを念頭に置いて、皆さんも有効なアンケートを作ってみて下さい。

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