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初詣に行こう お寺での参拝方法

一年の始まりに家内安全や豊作を祈願するために始まったのが初詣です。今では日本を代表する年中行事として、広く行われています。しかし神社とお寺では、参拝方法も違ってきます。初詣に行うお寺での参拝方法について、ご紹介いたします。

参拝前の注意点

日本古来の神様をお祀りする所が神社です。これに対して仏教を広めご本尊を据えている所がお寺です。初詣は新年祈願や感謝御礼が目的なので、どちらでも構いません。お寺の山門をくぐる前に一礼(合掌)します。敷居は踏まずに、またいで通ります。手水所があれば手と口を清めましょう。ひしゃくで清水を汲んで、左手と右手を洗います。それから左手に清水をためて口をそそぎ、再度左手を洗います。ひしゃくは元の場所に戻します。お賽銭は感謝の気持ちを込めて入れますが、金額の決まりはありません。縁起が良い金額ならご縁がある5円玉、5円玉2枚で重ね重ねのご縁などがあるようです。10円玉は遠い縁という意味もあるので、できれば避けましょう。

参拝方法

まず賽銭箱の前で一礼します。それから鐘などの鳴らし物を鳴らします。線香やロウソクを上げて、お賽銭を入れます。それから静かに手を合わせて拝みます。神社のような拍手はお寺には失礼に当たりますので、注意が必要です。お寺によっては作法が掲示されていることもあります。また信者であれば念仏や題目を唱えて拝みますが、分からない場合は無理に唱えなくても結構です。そしてお辞儀をして退出します。帰る時は山門を出て振り返り、一礼してください。

初詣のタイミング

大晦日から年明けの初詣は二年参りとなるので、人気があります。そのため年の暮れから年明けが、初詣のピークです。しかし特に初詣の期間や時間帯は決まっていないので三が日(1/3)、松の内(1/7)、小正月(1/15)までに終えても大丈夫です。

初詣は新年に初めてお参りすることが目的です。そのため病気や出産などで難しい場合でも、都合の良い時期に足を運んでみてはいかがでしょうか。

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