テニスは斬新でかつ面白いルールがたくさん存在します。そこで普通の人にはあまり知られていないような「ラフ・スムース」というルールについて紹介します。
試合において非常に重要な役割を果たす「ラフ・スムース」の正体とは?
簡単に言うと、試合のサーブ権やレシーブ権(中には試合を放棄する権利まである)を決めるための特殊なルールです。選択する方法は、プレイヤーがまずスムース(上向き・表向き)か、ラフ(下向き・裏向き)かを選択します。その後プレイヤーのラケットをくるくる回します。回し終わった段階でラケットに書かれているメーカーのロゴが上向きであればスムースで、下向きであればラフという結果になります。この時プレイヤーが予想していたものと合致していればサーブ権かレシーブ権を選ぶことができ、合致していなければ、相手にサーブ権かレシーブ権を決められることになります。ギャンブル性があり、テニスの歴史の文化にもあって使われていたといわれています。
ラフ・スムースだけではなく、コイントスが使われる場合がある?
サッカーではコイントスをする場合が多いですが、テニスも同様でコイントスになる場合があります。これはラフ・スムースよりは複雑なルールではないので、迷うことなく試合に臨むことができます。
テニスは「ラフ・スムース」のように考えてみるだけでも面白いルールがたくさんあるので、自分でいろいろ見つけてみるのも面白いかもしれません。