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テニス用語『ドロー』ってなに?初心者向けにわかりやすく解説します

テニスでは、対戦相手をクジにより抽選をします。それをまとめた組み合わせ表のことをドロー表と言います。テニス用語「ドロー」について初心者でもわかるように解説していきます。

ドローの使い方

テニスの試合の組み合わせ表(トーナメント表)をドローと言いますが、その他にも、ドローという用語が使われます。テニスの試合では、大会ごとに試合出場人数が決められています。基本的には16人、32人、68人、128人のどれかの参加人数で構成されますが、16ドロー32ドローといったトーナメント表の規模をわかりやすくするために用いられます。

プロテニスの大会では128ドローが一番規模がでかく、4大大会のみに使用されるドロー数となります。大会の規模(ランク)によってドロー数は減少していきますので、テニス初心者の方はテニス用語で128ドローと聞いたら、テニスで最も大きくて有名な大会と思ってもらってOKです。

ドロー表の作り方

一般的には、ドロー表にはシード選手が存在し、ランクの高いプレーヤー同士が早い段階で対戦しないようにドローを作成します。大きく分けて1~4シード、5~8シード、9~16シードと分類され、1~4シードになれば準決勝までは当たらないよに配置されます。そのため、シード選手からドロー表を埋めていき、空いた場所に試合参加予定選手の名前をドロー表に埋めていく手順となります。

テニスの公式ルールでは、テニス初心者に限らず意外と知らないシード選手のドローの振り分け方をします。大抵、1~4シードはドローの端っこに配置されるものと思われますが、プロテニスのドロー表を見るとそんなことないのです。1シードと2シードは最上部と最下部で固定されていますが、その他は、抽選によりランダムに配置されます。

もちろん高いシード同士が当たらないようにドロー表の山は別々ですが、抽選によっては、4回戦の試合で一つは1シードと9シード、もう一つは4シードと16シードというように1シードが必ず16シード当たるようになっていないのです。観戦する側としては、大会の序盤で好ゲームが観られる可能性も大いにあるということですね。

まとめ

テニス用語でドローといった場合の多くは、大会の規模を表す128ドローなどの使い方が一般的です。ドロー表は抽選の要素が強いため、選手は大方の勝ちあがってくる選手を予想しながら体力温存をする試合などを考える大会のシミュレーションとして使っています。テニスを観戦する側の人も、ドロー表をみて、この選手が勝ち上がりそうだ、この選手はドロー運が悪いかも、など試合の予想をすることで、よりテニスの観戦を楽しめるものとしてくれますね。

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