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宴会の締めでよくいう「宴もたけなわ」の意味

宴会の締めでよくいう「宴もたけなわ」の意味

社会人になって会社に勤めたりすると新入社員歓迎会や送別会など、様々な宴会が開催されると思います。その宴会の中で幹事さんなんかが「宴もたけなわですが・・・」という言葉を言っている場面をよく見ると思います。しかしみなさんは「宴もたけなわ」の意味をご存知でしょうか?なんだか宴会の締めの決まり文句のような感じで言っているのかな?と思うでしょうがこれにはちゃんと意味があるのです。それでは「宴もたけなわ」についてご紹介します。

「宴もたけなわ」の意味は何?

中には意味もわからず、宴会を締める時になんとなく言っている幹事さんもいると思います。しかし「宴もたけなわ」を2つに分けて説明しますと、

「宴」=宴会 「たけなわ」=最盛時、盛り上がりすぎて盛り上がりが衰退に向かう時 という意味なのです。

なので、宴が一番盛り上がっている場面宴の盛り上がりが最高潮の場面のことを表します。

幹事さんが「宴もたけなわですが・・・」と言っているときは、宴会が大変盛り上がっているところなんですが・・・という意味になるわけです。

ちなみに、「たけなわ」は漢字で書くと「酣」と書きます。

「酒」+「甘」でお酒を発酵させたときにだんだんと甘くなりお酒が飲み頃になってきたということを「たけなわ(酣)」と言ったそうです。

「宴もたけなわ」を言うタイミングは?

新社会人の方も会社勤めが長くなってくると宴会の幹事さんも任されることも出てくると思われます。

宴会の締めで使われる「宴もたけなわ」ですが、どのタイミングで言ったらいいのかわかりませんよね。

居酒屋さんなどで宴会を行ったりした場合、終わりの時間が決まっていると思います。

もしくは宴会参加者の中で終電などで参加できる時間が決まっている人もいると思います。

宴会の参加人数にもよりますが、今回の宴会は大体この時間に終わりたいなぁという時間の約15分くらい前に言うといいです。

宴会の参加人数が多い場合はもっと早めに言いましょう。

理由は参加人数が多いと「宴もたけなわですがー!」と言って宴会を締めた後も、まだ盛り上がってなかなか帰らない人もいます。

そのような状況も考えタイミングを見計らいましょう。

「宴もたけなわ」は日本特有の言葉?

幹事さんが「宴もたけなわですが」と言って宴会参加者の注目を集め、最後の締めの挨拶に移るという恒例の流れは日本特有の物のようです。

海外でも「宴もたけなわ」のような言葉や風習があるのか調べてみましたが、見つかりませんでした。

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