バスケをしていて耳にする単語、「ディレクション」。初心者には何のことやらさっぱりわからないのでしょうか。練習中に言われたり、試合中に言われてもわからなくては実行することはできませんよね。今更聞けない「ディレクション」についてご説明します。
ディレクションの意味
英語のディレクションはそもそも「方向」を表します。バスケにおいては方向付け、すなわちドリブラーを追い込むときに使われます。マークする相手に対して「ディレクションして!」と指示が来た場合、ドリブラーをサイドライン際に追い込むようにディフェンスを行います。追い込み先はチームの戦術にもよりますが、基本的にはドリブラーとマッチアップマンの近いサイドラインへと追い込むことになります。
ディレクションする際のコツ
ドリブラーをディレクションする時には、ドリブラーの正面に構えるのではなく、追い込みたい方向へ足を多少引いた状態で構えます。こうすることによってドリブラーをサイドラインへと誘導しやすくなります。ディレクションをしながらもテイクチャージは常に狙っていることが重要です。そして、パスコースに対しても意識を残しておきましょう。
ディレクションに有効な練習
ディレクションを行うにあたって必要なのは、相手ドリブラーについていけるだけのフットワークです。フットワークを鍛えることによってディレクションもしやすくなります。練習するフットワークはサイドステップです。これによって横へ横へと追い込むことができます。