テニスのストロークが上手な人は、腰の回転が使える人だと、テニスプレーヤーのブログには
常套句のごとく書かれています。
そして、この腰を支えているのが骨盤というわけです。
骨盤が大事な理由とは？
なぜ、骨盤の回転がカギを握るのかというと、骨盤はそこを通して下半身と上半身を連結させているからです。
連結の意味は２通りあり、一つは物理的（構造的）につながっているということ、
もう一つは、力の流れがつながっているということです。
つまりは、下半身で生み出した力が骨盤の移動によって上半身に乗り、より増強されるというわけです。
また、腕を振るように、まるで身体は棒のごとく打っている人は腕の筋肉がすぐに疲弊してしまい、
プレーが悪化するどころか腕という、木でいう枝の部分で打っているのだから腕そのものがそれだけ剛腕でも
パワー的に劣るのです。
骨盤はどこにある？
「腰が回転」とか「骨盤が回転」などという抽象的な言い方ではイメージがわきにくいのです。
では、「ここに骨盤がある」という感覚をはじめにつかむために、その姿勢を説明します。
まずは両足を肩幅程度まで広げ、背筋を伸ばします。
そのまま、やや腰を落として、ラケットを前に構えます。
そうすると、腕が伸びる分だけ腰が後ろに突き出るような感覚がします。
このとき、その感覚を感じている場所が骨盤なのです。
今度は、骨盤を回転させてみよう
先ほど紹介した姿勢に戻りましょう。
その姿勢のままで前傾したり、のけぞってみたり、左右に腰をひねってみてください。
そのときの感覚が「骨盤が回転している」状態です。
まとめ
骨盤を意識したプレイで上達してくださいね！
