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Chad Cooper / Dribbling

バスケットボールスタンスはパワーポジションともいい、バスケの基本中の基本の姿勢です。
オフェンス時もディフェンス時も全ての動きはこの姿勢から始めます。
ですので、何よりも先ずこのスタンスを覚えることが先決です。

スタンス/基本姿勢

足を肩幅よりやや広めに開き、つま先は真っ直ぐにして背筋を伸ばし、手が膝に触れるくらいまで腰を沈めます。踵を少し上げ気味にして身体の無駄な力を抜き、膝のクッションを使ってリズムを取るようにして動き出しに備えます。
常に低い姿勢を取ることを「ステイロー(saty low)」といいます。膝を曲げて姿勢を低くすれば自ずと両足の間隔も広がり、動き出し易くバランスの取り易い姿勢となります。

オフェンスのスタンス

オフェンス時にボールを持ったら、最初に取るべきスタンスをトリプルスレットポジションといいます。
ボールをキャッチしたら身体の向きをゴールに正対させ、基本のスタンスの姿勢を取ります。ボールは右利きならば身体の右側で持ち、左足を半歩前に右足を半歩後ろに出します。この時、膝とつま先は前に向けましょう。内股や外股は怪我の原因になります。重心は身体の中心に置き、脇を開き過ぎないように注意して、顎の下ぐらいの高さにボールを持ちます。
この姿勢からシュート、ドリブル、パスの3つの動きの選択ができることから、デフェンスにとっては正にトリプルスレット(3つの脅威)になります。

ディフェンスのスタンス

ボールを持っているオフェンスに対して、基本のスタンスから足を前後に少し出して構えます(ボクサーズスタンス)。前に出している足側の手を上げて、オフェンスのパスなどのプレーを乱します。もう片方の手はやや下げて、オフェンスの動きを阻止するように構えます。
オフェンスとの距離は腕1本分です。これ以上開いてしまうとシュートを撃たれてしまいますので、プレッシャーを与えられる距離をキープすることが大事です。

基本姿勢のスタンスを常に保つことは、腿や腰が疲れて辛くなって来ます。試合の終盤にもなれば、それは顕著になり、ベンチからは「ステイロー!」の声が飛ぶことでしょう。
最後まで頑張れるには、やはり日頃からのトレーニングが必要になって来ます。

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