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アメフトのランニングバックの人数と作戦

アメフトはよく、フットボール(サッカーやラグビー)と野球を足したようなスポーツを言われます。発祥はラグビーやサッカーと同じフットボールですが、そこに野球と同じく攻撃と守備を交互に行うというルールをミックスして生まれたのがアメリカンフットボールです。
アメフトの場合、サッカーと同じように作戦によってそれぞれのポジションの人数に変動があります。主に変動するのはランニングバック、ワイドレシーバー、タイトエンドです。
ここでは、ランニングバックの人数と作戦について解説します。

ランニングバックの人数による分類

通常、ランニングバックは1~3人を配置します。

ワンバック:ランニングバックを1名配置させる隊形。エースやショットガンといったフォーメーションがこれにあたります。主にパスを重視した作戦です。

ツーバック:ランニングバックを2名配置させる、一番オーソドックスな形です。QBの後ろに2名のランニングバックを置くことが多く、Iフォーメーションと呼ばれる隊形がこれにあたります。主にランプレーを重視した形ですが、パスにも対応できるため、もっとも多くのチームがオフェンスの基本形としています。

スリーバック:ランニングバックを3名配置するため、Tフォーメーションやウィッシュボーンといったランプレー重視のパワープレーのときに用いられます。

ノーバック(エンプティバックフィールド):ランニングバックを置かず、すべてレシーバーで揃えたパス偏重型の隊形。

ランプレイの種類

ダイブ:ボールを受けとった選手が、まっすぐ一直線に飛び込むプレー。ダイブといっても特に飛び込む必要はありません。確実に短い距離を進めるための作戦です。

ブラスト:テイルバックがボールを受け取り、フルバックがリードブロッカーとなって中央に作った走路を走り抜けるプレーです。

スイープ:ボールを持った選手が、スクリメージライン上で展開させるブロックの後ろを回りこんで横切るプレーです。

オフタックル:ボールを持った選手が、タックルの外側を通って走り抜けるプレーです。
スイープと違い、タックルとタイトエンドが走路を作ります。

まとめ

こうしたプレーを確実なものにするために、それに合ったポジションの変動とフォーメーションを組み合わせていきます。
いつ、どの場面で、どのようなフォーメーションからどんな作戦が展開されるか、予想しながら観戦するとアメフトの魅力がより一層深まりますよ。

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