気候温暖な四国でも、山間部に入ると気温がグッと下がるようです。
桟敷峠(さじきとうげ)と落合峠
落合峠は四国最高峰で距離約13km、標高490mです。そこから北方へ下って再び上って直進すると、まるでトンネルのように暗く切り通した道の先方の、光が射すあたりが桟敷峠です。徳島県道44号(三加茂東祖谷山線)を使って落合峠方面から加茂方面に向かって走ります。桟敷峠では、T字路になっていますから、大阪へ向かうときは県道44号を加茂方面へ、落合峠方向へ戻るときは深淵方向へ、六地蔵峠へ向かうときは水の丸方向に行きます。
京柱峠(きょうばしらとうげ)
京柱峠は、標高1,123mからの眺望の素晴らしさと、魅力的な九十九折(つづらおれ)の峠道で、四国地方で一番知名度がある峠です。ここは徳島県道、高知県道113号と重複しますが、通称名を「ヨサク」という国道439号にあります。国道439号の徳島県側と高知側に挟まれた位置にあり、名物しし肉うどん(800円)の、峠の茶屋と呼ばれているうどん屋が出ています。ちなみにこの国道439号は、近畿の国道425号、中部の国道418号とともに、日本三大酷道の一つになっています。
見ノ越(みのこし)
西日本第2位の高峰剣山(つるぎさん)の絶景とともに、その九十九折の凄さでバイク乗りの絶対的な人気ツーリングスポットになっています。国道438号、別名見ノ越隧道にあります。国道439号を徳島方面に進んで国道438号に合流してからさらに徳島方面に向かったところにあります。見ノ越のすぐ横手にある剣山には延長830mのリフトもあります。
四国の内陸部は山々も険しく、バイカーに人気のコースがあります。