最近では、テレビでもよく観るフィギュアスケートですが、スケートを観ていると簡単に出来そうなジャンプ…実際には、なかなか難しくて出来なかったり、コケる恐怖で思いっきり滑れない場合もあります。今回は、スケーティングがある程度出来る事を仮定して、フィギュアスケートのジャンプのコツをまとめてみました。
ジャンプへの心構え
恐怖心からなかなか飛べなかったりしますが、理論が分かれば飛ぶことも可能です。闇雲に飛ぶと、失敗し痛みが恐怖になってしまいます。特に大人の方は、恐怖が体に染み込むので、陸地練習やイメージトレーニングをしっかり行いましょう。
とにかくジャンプを試みてみましょう
とにかく飛んでみましょう。ある程度滑れる方なら、その場でジャンプは出来ると思います。踏み切る感覚をつかむ為にも、その場でジャンプを行ってください。
次に、普通に真っ直ぐ滑り、途中で１、２度ジャンプしてみます。
両足踏切や片足踏切など色々行ってみてください。高く飛ばなくても大丈夫です。雪面から足が離れる感覚を得てください。
次に、バックで滑って同じように軽くジャンプしてみてください。両足、片足どんな蹴り出しでも大丈夫です。着地した時のバランス感覚を掴んでください。
ジャンプして回ってみましょう！
まずは、成功体験も含めて簡単なジャンプを練習してみます。
右足バックで滑り左足の先を付いてで踏切、これで、簡単なトゥループが出来ます。
回転するときは、胸に手を引き込み素早く回るようにします。
この時に、腰をしっかり落とし、腕を絞り込むように胸元に持っていくことにより、より早い回転が出来るので着地時にエッジが斜めになる事が少なくなるので、コケ難いジャンプが可能になります。
うまく行かなかったり、怖い場合は、右足のバックで滑り左足の先を付いてジャンプするのですが、最初は飛ばなくても大丈夫です。その付いたつま先を軸に回った感じで滑ってみてください。繰り返しているうちに、リズムがつかめてくれば自然と足を軽く蹴りだしてジャンプしているはずです。
最後に
アイススケートもジャンプやターンをすれば、大きなケガをする可能性があります。また、周りの方にケガをさせてしまう場合もあります。出来るだけ防具やヘルメット、帽子などを着用し練習をしましょう。また、周りの様子も確認する事を忘れずジャンプの練習をしてください。
