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登山では、歩き方によって疲労度が違ってきます。疲れを見せずスイスイと登る人とそうでない人は、どこに違いがあるのでしょうか?山登りの基本的歩き方とバテない歩き方を解説します。

歩き方の基本

平地を歩く時、「バテない速度」は時速3.6kmくらいと言われているのです。この速度を基準にして、これ以下のペースで、山登りではよりゆっくり歩くことでエネルギーの消費量が少なくなります。そして、自分のペースで歩くことが大切ですが、それは一定のペースで歩くことを意味していません。山道の状況や勾配は常に変化します。そのため、足元の安全を確認しながら、ゆっくり歩いたり、少し早目に歩いたり、臨機応変に対応した方が疲れません。

バテない登り方

斜面が急であるほど、ゆっくり登ることが基本です。ここで、地面に対する足の置き方に注意します。登りでは、靴底を地面にフラットに置きながら、体重を足の裏全体にかけて登ることがバテないコツです。そして、傾斜が急になるほど前傾を大きくし歩幅を狭くすることが疲れないコツです。

バタない下り方

山で事故や怪我が多いのは下り坂です。下りでは登りに比べて加速が付き、体力的にバテることは少ないと言えます。しかし、加速によって脚に負担がかかってきます。更に、登山の後半に入り精神的にバテて疲れたり、障害物に対して気が緩みがちです。従って下りでは、脚を傷めないためにも加速に身を任せたりせず、下をしっかり見ながら一歩一歩確実に下りることが大切です。

まとめ

山道の変化に臨機応変に対応しながら、バテない速度である時速3.6km以下で歩くことが大切です。登りでは、靴底を地面にフラットに置きながら、歩幅を狭くして登ります。下りでは、加速に身を任せず下を見ながら一歩一歩確実に下ります。

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