ランニングにおいては、足の動かし方や腕ふりばかりに意識が集中している方が多いのですが、大前提はまっすぐ立ち、体幹を固定することです。猫背は背中を引っ張られながら走ってるのと同じで効率が悪い走り方につながります。どうすればいいのでしょうか?
基本は「気をつけ」
誰でも「気をつけ」は出来ますが大人になるとやる機会がないですね。学校でも「気をつけ」の跡には「休め」が入るとおり、ずっと「気をつけ」するのはきついのです。耳・肩・腰・膝・足首までが一直線になる「気をつけ」を普段から意識しましょう。慣れてくると「気をつけ」の姿勢が一番身体にとって「ラク」なことが分かると思います。
<h3目線は10~15m先の路面を
猫背の方は、背中が丸まるためどうしても目線が下に行きがちです。目線が不安定だと姿勢をキープするのも難しくなります。走りながら姿勢を正すには目線を上げることが有効です。固定物を見るのではなく、路面の10~15mを見るようにすると首が安定しやすいといわれています。
背伸びする
背伸びをしてしっかり背筋をのばしましょう。背筋を伸ばすということは、胸郭を開くことにも繋がります。ランニングは有酸素運動ですから、たくさんの空気を取り入れられるような姿勢が必要です。猫背の是正は、フォームだけではなくパフォーマンスアップも期待できるということですね。
まとめ
「気をつけ」でまっすぐ立つ、目線を合わせる、背伸びする、これだけ意識していれば猫背を矯正していけると思いますが、走りよりも多くの時間を過ごす普段の生活時間にしっかり意識することが何より大切です。