学生時代お世話になった先生なので、案内状は敬意を表して手紙で送ることをお勧めします。先生は単なる参加者ではなく、みんなで開く同窓会の大切な招待客であるということをお忘れなく!
往復ハガキがダメな理由
一般に往復ハガキを使う場合は、相手からの返事をもらうために使います。同窓会に先生が出席されるかどうかを往復ハガキで聞くのはダメですね。
仮に事前に聞いていて確認だけで出すとしても失礼ですよね。また、同窓生みんなに出しているものと同じものだとなおさらで、招待する気持ちがまったく見られません。
基本は手書きの手紙
学校を卒業して◯年、いつも叱られっぱなしだった先生へ「こんな手紙を書けるようになりました!」という報告を兼ね、案内状を手書きで書いてみましょう。
拝啓から始まり、時候の挨拶、主文、是非出席していただきたい旨を書き、最後の敬具まで、しかも自筆で書けばさぞかし先生もきっと喜んでくれるでしょう。
手紙の前に訪問か電話連絡を
手紙を出す目的は出欠の確認ではありません。事前に訪問、あるいは電話で先生の日程確認をした上での招待状=案内状ということを忘れないようにしましょう。
従って主文は、「この度は大変お忙しい中、私たちの同窓会にご出席いただけるとのこと、本当にありがとうございます。先生とお会いできる日を同窓生一同心待ちにしております。」とお礼を言います。
まとめ
恩師の先生はみんなの思い出の先生であると同時に、他の学年の先生でもあります。それぞれに思い出を持っておられる一方で、特定の学年に対してのみ思い出深い場合もあります。
「◯◯年卒業生は、文面印刷した往復ハガキを無造作に送ってきた」と先生に思われないように、案内状は敬意を表して手紙で送ることで、先生自身の思い出に残る同窓会となるようにしましょう。