食事前にランニングを趣味やダイエットで行っているという人は多いのではないでしょうか。有酸素運動は空腹状態での方が脂肪燃焼の効率などがとても良いものになるからです。では脂肪燃焼に良いからと、運動後もすぐには食事を取らない方がいいのでしょうか?
ランニング後30分以内
ハードな運動であるランニング直後は、体は栄養が消費されやすい状態になっています。吸収率もよくなり、食事したものを取り込みやすい状態でもありますが、これは体脂肪に変わってしまいやすいというわけではありません。あくまでも酷使された体を回復するための材料として取り込もうとするからです。むしろ、ランニング後の30分以内に栄養を摂取することは、疲労回復を促し筋肉分解を防ぐためにも大切になります。筋肉が付けばそれだけ脂肪燃焼率も高まり、体脂肪も低くなるでしょう。
ランニング後2時間以内
ランニング後の食事は体のためにも早めにしたほうが良いのですが、ハードな運動後は消化器官が低下しがちにもなります。運動後に気持ちが悪い場合などもいえることですが、そんな時には無理せず30分経ってからでも問題はありません。その場合は、筋肉の元となる栄養素などをゆっくりと摂取するようにしてみましょう。一番悪いのは、ハードな運動をしたのに栄養を取らないことですから、消化能力が戻ったぐらいには食事することをおすすめします。
まとめ
運動後30分以内ならば、消化の良いすぐにエネルギーになりやすいものを取るようにし、それ以降の場合には体を作る重要な栄養素、タンパク質や糖質、ビタミンなどをバランスよく取るようにしてみましょう。