ランニングと免疫力(ウィルスなどから身を守る能力)の関係は諸説あります。
今回は、現在もっとも有力な情報を紹介します。
運動の強度や期間、運動時間と免疫力の関係を示したグラフを基に文章にまとめました。
①:運動と免疫力の関係 ~非継続的な運動~
もし、ランニングをあまり継続せず、ほんの短期間だけ取り組んだとします。
◎ランニングの強度(きつさ)が弱い時
ランニングをはじめてから”ある時間(個人差有)”までは免疫力はゆっくり上昇します。
最大値まで伸びた免疫力の数値は、そこからはゆっくりと減少を示します。
そして元々の免疫力の数値(初期値)に戻ってからはそれ以上の時間ランニングを続けても
免疫力は初期値からほとんど変化が見られませんでした。
◎ランニングの強度が強い時
弱い時と比べて”ある時間”までの免疫力の上昇度は爆発的であり、免疫力の最大値は弱い時の1.5倍ほどあります。
しかし、最大値を超えてから運動を続けると急激に初期値まで減少し、初期値に戻ってなおランニングを継続した場合、
今度は免疫力は初期値のマイナスの方向で同じようなグラフを描きます(山をひっくり返したような数値グラフ)。
②:運動と免疫力の関係 ~継続的な運動~
もしランニングをずっと継続的に行ったとします。
◎ランニングの強度が弱い時
免疫力は継続期間が長いほど上昇を続けます。
◎ランニングの強度が強い時
免疫力は初期値より一方的に減少し続けます。
③:まとめ
ランニングで免疫力を上げるためには強度の弱く、短時間のランニングを毎日継続するのがベストです。