テニスの試合では、ポイントを取るために優位とされているショットにサーブがあります。サーブは相手に影響されずに自身のペースで打てるショットとなり、スピードが速ければ早いほどポイントを取れる確率、サービスエースを取れる確率があがります。プロテニスプレーヤーが打つサーブとはいったいどのくらいのスピードがでているのでしょうか。また、いったい誰が一番早いサーブを打ったのでしょうか。サービスのスピードを計れるスピードガンが導入してからのサーブの歴代最速ベスト3をご紹介します。
サーブ最速ランキング3位 ジョン・イスナー(アメリカ)
速度は何と253㎞/hです。ここ数年で大頭してきた世界トップ10に入る実力者のイスナーがテニスのサーブ最速ランキングの3位です。208㎝から繰り出されるフラットサーブは最速ランキングにふさわしい威力です。実はビックサーバーと呼ばれるプレーヤーでテニスランキング10位以内に入る選手は意外と少ないです。イスナーはテニス最速ランキングに入るほどのスピードを誇るサーブを確率よく入れることができ、しっかりポイントにつなげている数少ないプレーヤーとなります。
サーブ最速ランキング2位 アルバーノ・オリベッティ(フランス)
速度は257.5㎞/hを2012年にたたき出しテニスのサーブ最速ランキング2位に位置するオリベッティ。現在28歳となり、身長は203mもあります。ですが、現在のテニスの世界ランキングは試合に出ていないため200位以内に入っていません。ですが、テニスキャリアの自己最高位は110位と4大大会に出られる順位まで上げた時期もありました。世界のトッププレーヤーと渡り合えるだけの最速257キロのサーブが最大の武器なので、サーブが優位とされるウィンブルドンの大会には2016年に出場を果たしています。今後サーブを駆使して4大大会に出れることを期待しましょう。
サーブ最速ランキング1位 サム・グロス(オーストラリア)
速度は脅威の263.4㎞/hと、テニスの世界でただ一人260キロ台に到達したのがグロスです。193㎝とさほど大きくない体から飛び出すテニス界最速サーブで2014年にはトップ100位を切る活躍をし、ウィンブルドン3回戦まで駒を進めました。現在は主にダブルスでプレーをし、最速のサーブを活かしたサーブ&ボレーがグロスのポイントのパターンとなっています。テニスの最速サーブを記録したのは2012年ですが、その威力はまだまだ健在です。
まとめ
人間離れしたサーブのスピードは観る者を魅了します。世界最速サーブのスピードが気になる方は、ぜひその目で確かめてください!