ボルダリングには、壁の傾きによって名称があります。その中でも上級者になるためには必須の「ルーフ」は、壁の角度が180度近くになり、天井にぶら下がるように進めていきます。
ボルダリングで他のは得意だけどルーフは苦手という方必見のルーフを登るコツをお伝えしていきます。
コツ①腕の力に頼らない
強傾斜のルーフに対して腕力で登っていくイメージがありますが、実は腕力に頼るよりも登るためのコツを知っていることがルーフ攻略のカギとなります。そのコツが腕の力に頼らず、足を上手く使うことにあります。
・肘を伸ばした状態でホールドをつかむ(肘が曲がっていると余計な力が入ってしまいます)
・足の使い方で腕への負担を減らしたりバランスを取ったりする
ルーフにはルーフの登り方があります。上記の2つはルーフ攻略に必要な考え方となります。腕は天井にぶら下がるイメージで、足はしっかりホールドで支えてあげ、腕への負担を減らすことが重要です。
壁にぶら下がるため腕力も必要にはなってきますが、自身の体を支えるための登り方をマスターすることがボールタリング「ルーフ」攻略のコツです。
コツ②トゥフックの使い
160度以上の傾斜を登るために必ず必要となるのがトゥフックです。ホールドには足を引っかける部位があり、これをトゥフックと呼びます。トゥフックの使い方は以下の通りです。
- トゥフックに足をひっかけるためのポジションを取る
- 右上に登るのであれば右足でトゥフック
- 膝は伸ばした状態だとバランスを取りやすくなる
- トゥフックの使い方がルーフ攻略のポイントとなります。うまくトゥフックに足を引っかけられれば片足でも十分に安定してくれます。
コツ③挟み込みで安定
ルーフでは腕への負担をいかに減らせるかが大事になります。そこで腕に負担をかけないために挟み込みを使います。
挟み込み…ホールドを両足で挟むこと
挟み込みをすることによって下半身が安定しますので、もう片方の手を休ませることができます!また、普段だと腕に負担がかかるクロスムーブなどを繰り出しやすくなり、ルーフ攻略には必要な技術となります。
まとめ
ボルダリングはコツさえつかめば一気に上達できます。筋力や体幹はもちろん大切になりますが、腕力が必要そうに見えるルーフを女性も登っているわけですから体のバランスを取るための足の使い方と腕に負担をかけないポジショニングをしっかり取っていけば、登りきることができるはずです。
また、上手い人の登り方を見ることはイメージを作るうえで非常に大切になりますので、積極的に上手な人のルーフの登っている姿を目にするようにしましょう。