よく、スキーをするときに棒を持っている人を見かけますよね?あれは一体何なのでしょうか。どのような名称なのか、どういうときに使うのか、もし購入する際にはどういうことに気を付ければよいのか調べていきたいと思います。
スキーの時の棒の名称
あの、棒の名称は「ストック」または「ポール」といいます。しかし、競技のコースに使われる目印もポールと呼ぶので、紛らわしいということで日本ではストックというのが一般的です。ストックは、2本で1対として使うようになっていて、ストラップを手首に通してストックを握り使用します。ストックの先端付近には円盤状のリングと呼ばれるものがついていて、ストックが雪の中に沈み込むのを防いでいます。また、シャフトの先端にはアイスバーンなどの硬い雪面にも刺せるように石突という金属のパーツがついています。
ストックの素材は何があるの?
ストックはレース用と一般用があり、レース用には高張力アルミ、一般用にはカーボンが使用されることが多いです。カーボンはアルミと比べて軽く成形しやすいですが、レースで使うには向かないと言われていました。カーボンはアルミに比べて折れやすいという特徴があるからです。長さを調整できる二重構造のもので上がアルミ、下がカーボン製のものもあります。アルミストックは安価で売ってあります。
ストックの選び方は一体
初めてストックを買う際には、カーボンがオススメです。軽くて扱いやすいという点からアルミ製よりもいいと思います。また、ストックの長さは身長の68パーセントの長さが基準とされています。しかし、初心者の場合はそれよりも2~3cmほど長いとより良いかもしれません。子ども用を買う際には身長の73パーセントが目安ですが、やはりそれよりも2~3cmの長さがあるものを選ぶと使いやすいかも知れません。また、子どもは身長が伸びるのでストックの長さを変えることのできる可変式のものがいいと思います。