スノーボードの基本の教え方を紹介します。スノーボードは滑るだけではなく用具の使い方なども教えてあげましょう。あなたの教え方しだいでスノーボードの醍醐味を素人に理解してもらえます。
教える側に回るときの心得
今まで教わる側だったが、教える側になる時が、いつかやってくるかもしれません。つまり、コーチです。名選手が名コーチになるのかというと、もちろんそんなことはありません。どちらも優れて成績を残せる人は多いですが、教え方が下手な名選手は、名コーチになることはできません。しかし、教え方の練習や心構えを学ぶことで、名コーチになれる可能性というのはぐぐんと高くなるのです。これは、野球でも相撲でもスノーボードでも同じです。というわけで、教え方の理論について説明していきます。
自分のものさしで判断しない
もし、あなたが誰か一人を指導することになった場合、覚えて置かなければならないのは「自分のものさしで判断しない」ということです。その教え子は、あなたではありません。あなたより下手なままで終わるかもしれませんし、あなたよりも優れた選手になるかもしれません。その際、自分の頃はこうだった、ああだったと、自分を基準にその子の能力や成長を決めつけてしまうのは、少々危険です。まずは、その子の能力や素質を考え、その子にあったペースのトレーニング方法を見つけていきましょう。
やるきを出させることの重要性
コーチは、ただスキルやトレーニングを淡々とさせるだけではいけません。それならば、あなたじゃなくてもできます。優れたコーチというのは、選手のメンタル面やモチベーションにも気を使います。モチベーションが高ければ高いホイド、あなたの指導にも集中して取り組むので、効率的な練習ができます。そして、モチベーションの揚げ方ですが、これは人によって様々なので、教え子のことをきちんと理解して、正解を探しましょう。