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スノーボード初心者には難しく感じるビンディングの取り付け。でもドライバーとメジャーとやる気さえあれば、誰でもセッティングできちゃうんです。
ビンディングの取り付け方をマスターして、快適にスノーボードを楽しみましょう!

【スノーボード初心者講座】ビンディングを取り付けてみよう!

ビンディングの種類は3つ

ビンディングの種類は3種類。
「ストラップ型ビンディング」はオーソドックスな形状で、これを採用しているメーカーが多数。メリットはホールド感とフィットティング感に優れている点。デメリットは着脱が手間である点です。
「クイックエントリー型ビンディング」はワンタッチ着脱ができるので、着脱が楽です。デメリットはクイックエントリー型を採用しているビンディングが少ない点。
「アルペン用ビンディング」は高速滑走向けのビンディングでスノーボードアルペン用です。

ビンディングの取り付け

今回ご紹介するビンディングのつけ方はオーソドックスな「4×4」(フォーバイフォー)タイプのもの。ビンディングを固定するセンターディスクに4本のビスを指して板に取り付けていきます。
用意するものはドライバーとメジャー。必要なビンディングのパーツはセンターディスク2枚、ビス・ワッシャー8セットです。
ビンディングの取り付け位置を決めて固定していきましょう。

アングルの角度について

「アングル」はビンディングの取り付け角度のこと。取り付け時、円形のディスクで設置角度を自由に調整できます。
実際に板に乗ってみて自分が滑る時の姿勢を確認して取り付けるのもありですが、スノーボード初心者には前18度後3度がオススメ。前24度後9度にして進行方向に体を向けた状態に設定しておくのもいいですが、前18度後3度の横乗りに最初から慣れておけば後々楽ですよ。

スタンスの幅について

「スタンス幅」は設置するノーズ側センターディスクとテール側センターディスクの間の長さのこと。つまりは板の上に乗った時の足幅のことを指します。
スノーボード初心者には肩幅程度のスタンス幅がオススメ。慣れてきたら幅を調節して好みの滑りを追求してみましょう。
狭めのスタンス幅は板のしなりを最大限に引き出すことができ、ターンを楽しみたい人向け。逆にグラトリやジブを楽しみたい人には向いていません。
広めのスタンス幅は板の取り回しが軽くなります。ジブやグラトリ、キッカーなどを楽しみたい人向けです。逆にコブのある斜面などを滑る時は膝のクッションをきかせにくい為、滑りにくいようです。

センタリングの調整について

「センタリング」は板に乗った時、板のセンターに重心がかかるようにビンディングの取り付け位置の前後を調整すること。
踵や爪先側にビンディングを偏って取り付けてしまうとまっすぐ滑れなくなってしまいます。板を横から覘いて爪先と踵のはみ出し加減を確認し、均等になるように調節しましょう。

実際に取り付けてみよう

セッティング場所(アングル角度、スタンス幅)を確認しながら取り付けていきます。
スタンス幅はメジャーを使って取り付けます。この時、ノーズとテールの両側からセッティングポイントまで計測し、ノーズがテール側より短くならないように注意しましょう。
次はアングル調整。ビンディングに取り付けたディスクにある矢印とベースプレートの目盛りを調節しながら角度を合わせていきます。
最後はセンタリングの調整して完了です。

自分好みに調整していこう!

一度覚えてしまえばビンディングの取り付けは簡単です。スノーボードの上達に合わせて、どんどん自分好みに調整していきましょう!

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