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スノーボード グーフィーに適した練習法は?

スノーボードには、レギュラースタンスとグーフィースタンスの2種類のスタンスがあります。通常、自分のスタンスを決めるのは、利き足とされていますが、これは実際に滑ってみて確認した方がよいと思います。利き足だからと言って、そちらが滑りやすいとは限らないからです。自分の滑りやすい方をフロントにして滑って大丈夫です。

さて、グーフィースタンスに意識をするのは、トリックをしたいと考える場合が多いと思います。基本的には、通常のフロントと違う方向で滑る事をフェイキー又はスイッチスタンスと言います。ここでは、グーフィーにする為に必要な事をお知らせしたいと思います。

バインディングの角度を変える

レギュラースタンスの時と逆方向が前になるので、左右の角度を単純に逆にすればいいと考えてください。例えば、前21度、後ろ6度というようにセットされていたら、グーフィーは後ろが前足になるので、角度を入れ替えてください。その時、センタリングにズレが無いように、レギュラースタンスの時のビス位置をしっかり確認してください。スタンス幅も同じ位置で調整します。

早速セットを確認しゲレンデへ

まずは、室内で履いて、今までとは反対の順番に足を入れる事になるので、それを忘れずに履いてみます。室内で何度か履き慣らし、フロントサイドを意識して体を向け、体を慣れさせるとゲレンデに出ても、どちらがフロントか悩まずに練習を開始できます。
そしてゲレンデへ行き、初めてスノーボードをした時と同じ要領で練習を始めます。まずは、ハイクで坂の上から滑る事を行ってみてください。違和感はありますが、フロント側にちゃんと乗れていれば、アングルをグーフィーにしているので、滑る事が出来ると思います。少しずつ慣れてくれば、しっかり腕を使って方向をコントロールしていきます。進む方向が反対ではありますが、あまり考えない方がよいと思います。とにかくフロントの方向を間違えないで滑れば大丈夫です。

どうしてもグーフィーで滑れない場合

どうしてもグーフィーで滑れない場合、グーフィースタンスのままレギュラー方向で滑ってみます。グーフィーでフェイキーをしている状態です。アングルを変えているので、これでレギュラー方向に滑るだけでも十分練習になります。アングルがフェイキーなので、レギュラー方向に滑ると、いつも通りには滑る事が出来ない可能性があります。しかし、バランスが分かってくれば、滑走中にクルクル回転出来るようになります。回転する度に、少しずつグーフィー側で滑る時間が増えるように意識して滑る事が出来れば、気が付くとグーフィーで滑る事が出来るようになっています。

今回は、レギュラースタンスの方がグーフィーの練習をする話を書きましたが、アングルを変える事で50%はグーフィーで滑れるようになっていると考えてよいと思います。残りの50%は、普段のレギュラーの癖があるので、それを克服する為の練習だと考えてください。あまり難しく考えないのがスノーボードの良さです。初心に戻って雪まみれで転がってください。気が付けば更にスノーボードが楽しくなっているはずです。

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