スキー板をチューニングするときなどにバイスを使いますよね。このバイスの使い方やスキー板のメンテナンスの仕方などを紹介します。また、バイスとは万力のことをいいます。
自分でできるポイントは自分で
スキーが本当に好きなスキーヤーなら、マイスキー板の調整も自分で行うかと思います。そのときに使うのがバイス。スキー板のチューニングは大きく分類して7つ。定期的に行わなければならないチューニングもあれば、年に1回で十分、といった点もあります。そんなときはプロに診てもらうのがいいですが、定期的に、というポイントは自分でできる範囲でやっていきましょう。
スキー板は研磨という作業が命
スキー板には研磨作業が不可欠。古くなった酸化、毛羽だった面を簡単に取ったりする、基本的なメンテナンスを日頃より行うことが重要。簡単な作業のため誰でも行うことが可能です。しかし、バイスを使うのはサイドエッジの研磨時。エッジを削る角度は1度単位と、とても繊細な作業なため、しっかりと板を固定するためのバイスが必要なのです。しっかりと固定せずに削っていくのは大変難しいので、バイスはケチらないほうがいいと言えるでしょう。
難しそうで意外と簡単
専用の道具とか使って難しそう、と心配する必要はありません。意外と簡単です。専用の道具、といってもわざわざスポーツ用品店に行かずともホームセンターで揃えられちゃう道具も結構あります。道具を揃えられたら、ボーダーカッターでボーダーを削っていったり、やすりを使って研磨していく。工程こそは少しややこしいものの、削って磨く、と作業自体は単純です。あなたもマイスキー板のメンテナンスに挑戦してみてはどうでしょうか。スキーがもっと楽しくなるはずですよ。