ラグビー熱が上がっているなかで、注目を集めているアメフト。ですが、ポジションが多過ぎてよくわからないという人も多いのでは?今回は、アメフトの主要なポジションについて調べてみました。
クォーターバック(QB)
クォーターバックとは、オフェンスの司令塔となるポジションで、パスを投げたり、ボールを繋いだり、ときには自分でゴール目がけて走ったりと、オフェンスはQBを中心に展開されていくと言っても過言ではありません。リーダーシップと、ディフェンスを予想する頭脳が求められる、正にアメフトの花形ポジションです。
ランニングバック(RB)
アメフトで、よくディフェンスラインに突進している人がいますよね。あれがランニングバックの役割です。ボールを少しでも前進させるため、ディフェンスラインを突破したり翻弄したりしている地上戦の主役。誰も追い付けないスピードと、タックルを物ともしないタフさを持ち合わせるポジションです。
ディフェンスライン(DL)
ディフェンスの最前線で活躍する、ディフェンスエンド(DE)2人・ディフェンスタックル(DT)2人の4人で構成されるポジションです。この4人が、QBやRBのオフェンスに襲い掛かるようにディフェンスしています。アメフトの試合で特に盛り上がるのが、このDLの凄まじいタックルです。正にケモノのような勢いをもつポジションです。
ラインバッカー(LB)
ディフェンスの司令塔で、フィールド内を駆け回ってディフェンスとオフェンスの全体バランスを見極める役割です。通常は3人で構成され、ディフェンスの穴を埋めオフェンスの穴を突くポジション。冷静な判断力と、オフェンスを仕留めるためのタックルをおこなえる力強さが求められます。
スペシャルチームについて
主にキックのプレイで登場するのがこのユニットです。キックオフを担当するキッカー、ボールをキャッチして走るキックオフリターナー、パンターとパントリターナー、スペシャルチームプレイヤーのポジションに分かれており、多くはオフェンス・ディフェンスの出場機会が少ない選手が担います。また、キッカーはスペシャルチーム専門が多いようです。
スペシャルチーム・キッカー(K)
3点をゲットできるフィールドゴール(FG)とキックオフを担当するのがキッカー。試合の最後で勝敗を決めるFGを蹴る場面が最大の見せ場です。ひと蹴りでゴールが決まれば逆転勝利も有り得る場面で登場するキッカーは、キックのためだけにいるポジションです。正に試合の勝敗を左右するポジションなので、プレッシャーに打ち勝つ強靭な精神力が求められます。
アメフトは完全チームプレイ
アメフトのポジションは、今回紹介したもの以上に細かく分かれています。それぞれのポジションが自分の役割を果たさなければ、アメフトの勝利は有り得ません。チームワークと責任感が求められるアメフト、この機会にぜひ観戦してみてはいかがでしょう?