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テニスのルール、特に得点やゲームの成り立ちは、テニスにあまり詳しくない人にはわかりづらいですよね。テニスのルールを知って、試合の流れがわかるようになりましょう!

テニスの得点のルールを覚えよう!

マッチ、セット、ゲーム、ポイント

テニスのルールでわかりづらいのが得点と試合の構成です。テニスの1つの試合自体を「マッチ」といいます。このマッチは数セットから、セットは数ゲームから、ゲームはポイントから、という入れ子のような仕組みになっています。詳しく見ていきましょう。

「ポイント」とは何か?

テニスのルールでは、純粋な一得点のことを「ポイント」と呼びます。自分のポイントになる代表例は以下のとおりです。1.相手のコートにボールを入れ、相手が打ち返せない場合。2.相手の打球がこちらのコート内に入らなかった場合。3.相手がサーブを2回失敗した場合。4.相手がネットに触れてしまった場合。

4回ポイントを先取すると1ゲーム獲得

テニスでは、4回ポイントを先取すると1ゲーム獲得となるのがルールです。ただし、互いに3回獲得した場合は「デュース」となり、2ポイント連続で取得することで1ゲーム獲得となります。つまり、デュースになるとなかなか勝負がつかない場合もあるのです。

ポイントの数値に注意!

ポイントは4回取得する、とご説明しましたが、テニスのルールではポイントのつき方が独特なので注意しましょう。0-0で始まりますが、1ポイントで15-0、2ポイントで30-0、3ポイントで40-0という形のカウントになります。40-40になるとデュースです。デュースから1ポイント取ると、A-40となります。

ポイントの呼び方も独特

ポイントの呼び方もテニスでは独特です。0をラブ、15をフィフティーン、30をサーティー、40をフォーティーと呼びます。0をラブと呼ぶのは、フランス語のl’oeuf (ルフ)から由来しているという説が有力です。l’oeuf (ルフ)は卵の意味で、0という数字の形が卵のように見えるため、そう呼んでいたそうです。その後、テニスがイギリスに伝わった際に「love」と聞き間違えられたんだとか。

6ゲームを勝ち取ると1セット

ポイントを4回先取、デュースになった場合は計6回取得で1ゲームになる、というお話をしました。そのゲームを数回行うことで、次の段階のセットになります。具体的には6ゲーム先取が一般的になります。

数セットで1マッチ勝利

そして数セットを先取することで1マッチ(1試合)勝利となります。セット数は試合によって異なり、4大大会では男子シングルスで5セットマッチ、女子シングルスやダブルスでは3セットマッチが採用されています。試合に勝利するまであと1ポイントとなった時には「マッチポイント」と呼びます。

これで試合ののスコアがわかります!

これらの情報を元に動画の試合を見てみましょう。スコアの一番右の数字が現在のゲームのポイント、黄色く光っているのが現在のセット、数字が現在までの獲得ゲーム数です。そして、この試合は3セットで終了していることから、3セットマッチであることがわかります。

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