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スキーに行くときの必需品「手袋」。
メーカーもいろいろあり、何を基準に選べばいいの?と思っている方も多いはず。
そんな方のために、おすすめのスキー手袋とその選び方についてご紹介します。

おすすめのスキー手袋と選び方

スキー用手袋の構造とは?

スキー用の手袋は「シェル」「フィルム」「インナー」と3つの構造があります。
この構造のおかげで、手を雪山の寒さから守り、怪我などからも守ってくれるのです。
手袋は楽しく安全に滑るための必需品ですので、選ぶときにはこれらの構造がしっかりとしているのか見極めるようにしましょう。

スキー用手袋は3層構造!

≪シェル≫
一番外側の部分。定番は革製。
革は保温性に優れ、強度もあるので、安全性も抜群です。
布や合皮を使用している手袋も多いですが、安全性を考え、革製のものを選ぶ方が良いでしょう。
≪フィルム≫
シェルとインナーの間に挟まれていて、防風・防水のためには必須です。
どのフィルムでも防水機能がありますが、フィルムによってその特徴は様々です。
例えば、ゴアテックスという素材が使用されていると、風・水は通さないのに水蒸気を発散させることができるので、手が蒸れず、快適に過ごせます。購入の際は、フィルムにも注意する必要があります。
≪インナー≫
手と直接触れる部分です。ポリエステルなどの化学繊維が主流ですが、裏起毛になっていたり、フリース素材になっていたりします。
保温性に優れたものを選ぶと◎。

最近の主流!レイヤータイプ

スキー用手袋は「シェル」「フィルム」「レイヤー」から成りますが、近年人気なのが「レイヤータイプ」。
「レイヤータイプ」はレイヤーを取り外すことができます。
レイヤーだけを洗うこともできるのが人気の秘訣のようです。

スキー用手袋の価格の違い

一言で手袋といっても、価格は様々ですよね。
価格が高いものだと、防水透湿素材で丈夫で使いやすいものがほとんどです。
さらに、インナーに抗菌機能や吸湿発熱性素材を使用していて、暖かく清潔に使えるという+αの機能を持つものもあります。
一方で、価格の安いものはシェルが布や合皮で水が浸み込んできたり、フィルムがなかったり、インナーが薄かったりと機能面で劣ってしまいます。
快適にスキーを楽しむために、予算の中で機能の高いものを選ぶと良いでしょう。

どういう基準で選ぶのがベスト?

やはり機能面をみて選ぶことをおすすめします。
しかし、価格の高い手袋のほうが機能面では勝りますが、手袋に1万円も出せない!という方も多いと思います。
そのため、数千円の手袋を選ぶ方が一般的のようです。
革製のものは価格帯も上がってしまうので、そうではない強度のあるものを選ぶと価格を抑えることができます。
また、自身でいらないと思う機能があれば省いてしまっても構わないでしょう。
同じ機能でも、デザインやメーカーによって価格は異なるので、そういったこだわりがなければ高スペックの手袋を安く手に入れることも可能です。

スキー用とスノボ用の手袋の違い

スキー用とスノボ用の手袋は似ていますが、少し違いがあります。
最大の違いは「ストックの握りやすさ」。
スキーはストックを持って行うので、ストックが持ちやすいようになっています。
また、持ったときに手が痛くならないように、手のひら部分を補強してあります。
一方でスノボ用の手袋は、ストックは必要ないので補強などはなく、指が分かれていないものもあります。
そのため、スノボ用でスキーをすることは難しいかもしれません。

スキー用手袋おすすめブランド

スキー用の手袋にはたくさんのメーカーがあるので、その一部を見てみましょう。
≪デザント≫
機能性を重視しているので、デザインはシンプルなものが多いです。幅広い層に愛用されています。機能性抜群で、スキーウェアはオリンピック日本代表のユニフォームとして採用されたことがあります。
≪ミズノ≫
日本を代表するスポーツブランドです。機能性が高く、多くのオリンピック選手が愛用しています。
≪ロイシュ≫
スポーツグローブではトップシェアです。世界選手権やオリンピックなど、世界トップクラスの選手たちが愛用しています。メダル獲得者の約7割はロイシュを使用しているというので、驚きです。

サイズ感に注意して選ぼう

サイズはストックの握りやすさに関係してくるので、注意して選びましょう。
サイズはこぶし周りと手のひらの長さから算出します。
こぶし周り・・・手のひらの横幅×2
手の長さ・・・手首の付け根~中指の先
レディース、メンズで大きさも違うので、店頭で確認してみてもいいですね。

安全、快適にスキーを楽しもう

スキーを楽しむためには、自分の手にぴったりと合った、機能に優れた手袋が必要です。
ゲレンデを滑るときにバランスを保ったり、加速・減速したりするときに大きく影響しますよね。
安全で快適な滑走のためにも、スキー用手袋は慎重に選びましょう!

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