ランニングを日課にする時にまず考えるのがコースではないでしょうか。私もどういったコースを選べばよいのかわからなかったものです。そこで今回はランニングのコースを選ぶ際に気をつけたい注意点を5つご紹介したいと思います。
勾配やその変化をチェックする
ランニングのコースではずっと平らなところを走ることはまず現実的ではありません。しかしながら、勾配のありすぎるコースですとペースメイクが難しくなりがちです。ランニング初心者の人はコースの起伏が少ないほうが走りやすいと思います。ただし山道などでの練習は負荷も高くなり、トレーニングの効果も高まることは事実です。距離を数字として残すことは難しくなるかもしれませんが、山道でのランニングを選ぶこともまたひとつの選択肢です。この辺りは一長一短なのでお好みで選ばれると良いと思います。
人や車の交通量をチェックする
ランニングは時速10km前後で走るものですから、ちょっと早めに漕いだ自転車くらいの速度が出ています。ランニングのコース上で人や車の往来が激しいところがあると危険です。また、交差点を渡ったりするようなコース取りの場合、走ることを一時ストップしなければならず、ストップ・アンド・ゴーばかりですと持久力があまり鍛えられないかもしれません。一番良いのは大きめの公園の中など、安全が保たれて自分のペースを乱されないような立地をコースとすることでしょう。
走っている時の視界をチェックする
ランニングコースを決める際のもうひとつ重要なポイントが「視界」です。ランニングではなるべく見通しの良い、直線を主体としたコースを作りたいものです。その理由はやはり安全性の確保のため。路地などは人や車の飛び出しがあったりするためにスピードを落とす必要が出てきます。また、帰宅してからナイトランをする場合には街灯などがきちんと灯されている場所がおすすめです。夜間はどうしてもコース上の障害物などが見えにくくなるため、昼間の何倍も気をつける必要があります。
他の人が走っているコースをチェックする
もし適切なコースを見つけるのが難しい場合は、他の人が走っているコースを探してみるのも良いでしょう。今はネットで検索すればおすすめのランニングコースなどもたくさん出てきます。また、スマホで利用できるランニングアプリ「Runtastic」などを使えば、他の人が近所でおすすめするランニングコースなどをチェックしたり、そのコースを使ってトレーニングすることも出来ます。
Googleストリートビューを活用する
ネットでランニングコースをチェックする際には、そのままネットでコースの下見もしてしまいましょう。Googleマップのストリートビューを使えば、あたかもその場所にいるかのような視点で周囲をチェックすることが出来ます。先述したような視界のチェックはもちろん、歩道の広さや人通りなどもわかります。まさに、家に居ながらにして下見が出来るというわけです。
適切なコースを選んで快適ランニング!
いかがでしたでしょうか。ランニングはコースを適切に設定することでストレスも減り、トレーニング効果も上がります。ネットの情報なども活用して、効率的にコースを考えましょう!