アメフトはアメリカ国内ではバスケットボールと二分する程有名なスポーツです。有名なスポーツですので、日本人選手がそこへ挑戦するなんて事があってもいいでしょう。野球ではメジャーリーグ。サッカーでは欧州へ。日本より高いレベルの国へ挑戦する人も多いですが、アメフトだけは聞いた事がありません。
日本人選手では本場アメリカのアメフトで活躍出来ないのは何故なんでしょうか。
体格差
一番の理由は体格差が挙げられますね。アメフト選手というのは身長も１８０ｃｍ以上。体重も１００㎏以上の選手がざらにいます。日本人としては大柄な体格でも世界のトッププレイヤーともなると日本人選手は小柄に見えてしまう程です。また、アメフト選手というのは運動神経がずば抜けて高い人がなります。
この体格でも走るスピードが速くないといけませんし、もちろんパワーも必要になります。この条件を満たすだけの選手がなかなか日本人には現れないのも活躍出来ない原因となっています。
コミュニケーション力
海外でプレイする事を視野に入れた場合、語学力が大事です。アメフトは専門用語も多いですし、チームプレイが重要なカギとなります。そのチームプレイを上手く行うには普通の語学力では難しいでしょう。
もちろん英語が話せたとしてもそれを活かせるコミュニケーション力もないといけませんが。日本人は外国語が苦手とされています。なのでアメフト選手として活躍したいのであれば語学力を覚えないと話しにならないです。
競技人口が少ない
アメフトは世界でも認識されていますし、アメリカでは有名でも、日本ではそうでもないでしょう。高校でアメフト部として行っている部活も少ないですし、大学、社会人チームも日本人の競技人口はアメリカと比べて圧倒的に低いです。日本人に馴染みがないスポーツでもあるので、行う人が少ないのは仕方ない部分かもしれません。
プロ化されていない
野球もサッカーも日本でプロ化されています。プロのようなハイレベルな試合を何度も行い実力をつけていき、国際試合でも日本が活躍すれば本場アメリカでの活動も出来るかもしれません。
しかし、そこまで日本人選手は注目もされませんし、歴史も浅いので海外からも注目されていないのがアメフトで活躍出来ない原因にもなっています。
まとめ
日本人選手でも本場アメリカのアメフトで活躍出来なくはないです。しかし、そこには体格差や語学力等の差が出てしまいます。その課題をクリア出来たらいつか日本人選手がアメフトで活躍出来る日がくるかもしれません。
