守備的ポジション〉
攻撃的MF(ミッドフィルダー)とか守備的MFとかサッカー中継で聞きますが、その守備的MFの役割をするのがアンカーのポジションの役割になります。
ただ、守備的MFでも役割の中でも更に分けていて、ボランチとアンカーというポジションが存在します。
アンカーはよりディフェンダー(DF)に近いMFのポジションのプレーヤーを指すようです。
日本代表でいうと
先日行われた、2015アジアカップの日本代表の初戦、パレスチナ戦の時のフォーメーションで説明してみます。
まずトップに岡崎選手がフォワード(FW)のポジションに就きました。
2列目に本田・乾選手が入り、このラインまでがFWだったと言えると思います。
3列目に香川・遠藤選手、その下に長谷川選手。この辺りのポジションは微妙なのですが、香川選手は攻撃的MF,遠藤選手が守備的MFと言えるのでしょうが、ボランチと言えるポジションになります。
長谷部選手はボランチに近いアンカー、或いはアンカーに近いボランチになると思います。
次が長友・酒井選手になりますが、こちらがアンカーのポジションになるんですね。
そしてディフェンダー(DF)森重・吉田選手。ゴールキーパーの川島選手という布陣でした。
アンカーの資質
この試合のアンカーと呼ばれるポジションの長友選手などは、守備的ポジションであっても前線で活躍している場面がよくありましたよね。
守備的な選手が、前線までいけるということは、相手にとっては攻撃陣が厚いということで驚異になりますし、味方にとっては厚い分、攻撃のバリエーションも増えて、有利な展開になりますよね。
ということで、アンカーのポジションには長友選手のように、体力的にタフであればあるほどチームのプラスになると言えます。