ハンドボールの特徴はというと、激しいボディコンタクトがまず挙げられるでしょう。それに加えて、ボールの保有時間が3秒までと短く、瞬時の判断力とそれに伴う行動が要求されます。コートを走り、そして跳ね、ボールを投げて捕る、という身体全体を活用した激しいスポーツのため、1試合で4キロもの体重が落ちるとも言われています。そして、競技時間も年齢ごとの体力を考慮しての時間が割り当てられています。各年齢ごとのハンドボールの競技時間を見てみましょう。
小学生
競技時間の割り振りは基本的に前半と後半に分けられ、休憩も前半の後、後半の後にそれぞれあります。延長戦がある場合は後半の休憩後に開始になります。
小学生の場合は「前半20分・後半20分」が基本の競技時間になります。休憩は「前半後に10分・後半後に5分」となります。休憩時間に関してはどの年代も一緒になります。そして、小学生では「延長戦は休憩後に10分」設けるか、もしくは延長戦を行わない場合もあります。
中学生
中学生は競技時間が多少延びます。「前半25分・後半25分」の競技に、休憩は小学生と同じく「前半後に10分・後半後に5分」です。そして、「延長戦は休憩後に10分」となります。
高校生以上
高校生や一般の方、またプロのリーグ戦などでは中学生よりもさらに伸び「前半30分・後半30分」になります。間の休憩は同じく「前半後に10分・後半後に5分」となり、「延長戦は休憩後に10分」です。また、大会によっては延長戦も前後半に分けて行う場合もあります。その場合は「競技は5分ずつとなり、間に1分の休憩」が入ります。
ハンドボールの競技時間は年齢ごとに上がっていき、高校生以上ともなると、前後半で1時間もの間をコート上でプレーすることになります。実際にプレーする場合フル出動になるかは分かりませんが、交代はゲームを中断することなく行えますので、自分の身体の調子を確認しながら入れていきましょう。