江戸時代には徳川家康が訪れ、徳川家御用達の湯として広く知られる熱海（あたみ）温泉。
都心からの交通の便もよく、常に観光客で賑わいます。
今回は、そんな熱海温泉周辺の観光地をご紹介します。
ＭＯＡ美術館
熱海市の高台にある美術館です。
広々として美しい館内には、絵画・工芸・彫刻などの有名な作品が数多く展示され、
中には国の重要文化財なども含まれます。
展示会も多く企画され、訪れるたびに違った感動を味わえます。
メインロビーからの景色も素晴らしく、一度は訪れたい場所です。
起雲閣
大正8年に実業家の別邸として建てられた近代建築です。
後に旅館として営業し、志賀直哉や谷崎純一郎、太宰治など数々の著名人にも愛されました。
2000年からは熱海市が所有し、観光施設となっています。
贅をつくした欧風の暖炉やローマ風呂など、大正時代以降のモダンな雰囲気や、
美しく手入れされた緑豊かな庭園にも圧倒されます。
館内にある喫茶室も、趣のある調度品が使われ素敵な雰囲気です。
来宮神社
日本屈指のパワースポットとして知られる来宮（きのみや）神社。
中でも樹齢2000年を超えるといわれる楠（くす）の木は、数々の天災に耐え、
今も青々とした葉を付けることから、「周りを1周回ると1年寿命がのびる、願い事が叶う」と信じられています。
「第二大楠」は、落雷によって内側に穴ができ、焦げ跡が今でも残っています。
境内には甘味処もあり、そこで一息つくのもおすすめです。
おわりに
いかがでしたか？
歴史ある温泉に、歴史ある観光地。
たまには、そういった古き良きものに思いを馳せるのも素敵ですね。
一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
