麻雀を覚えてすぐは、結構鳴きをしたくなると思います。
鳴きは非常に有効で状況をわきまえて使えば強力ですが、いくつか鳴きによってできなくなってしまうことがあります。今回は鳴きによってできなくなることを紹介します。
ちなみに麻雀用語では鳴きのことを副露(フーロ)といいます。
リーチが打てなくなる
一番の特徴はリーチが打てなくなることです。これは、案外大きなデメリットです。
リーチが打てないということは、一発もありませんし、裏ドラもありません。ちょっと数字の話になってしまいますが、一発は10%以上、裏ドラが乗る確率に至っては3割以上あります。さらに自模った時には面前自摸の役も加わるので、打点的には大きなデメリットとなります。
状況に応じてですが、タンピン系の場合は終盤まで鳴かない方がいいと思います。ピンフも鳴くとつかなくなってしまうので、かなりデメリットが大きいためです。
面前限定の役があったり、食い下がりをする
鳴きを入れると一部の役がつかなくなります。ピンフ、一盃口は鳴いてしまうとつきません。
また鳴くと翻数が下がってしまう役もあります。
ホンイツ、純チャンの2つは鳴くと3翻から2翻になります。
チャンタ、三色同順、一気通貫は鳴くと2翻から1翻になります。
打点的には結構痛いです。
ルール上の鳴きによって起こるのは上の2つです。
ただ、他にも鳴きによる欠点があって、防御力がかなり落ちます。
リーチを受けて自分にアガリ目がないときにはオリますが、14枚あれば粘れます。でも3回鳴いて手牌が5枚しかなかったら、かなりオリるのは大変です。
最初は仕方ありませんが、余裕が出てきたら、鳴いたあとにオリができそうかも考えてみましょう。