ハンドボールは名前の通り、手にボールを持ってプレーする球技です。一般男子用のボールであってもバレーボールよりも小さい直径19cmであり、片手でも扱いやすい大きさになります。ボールの扱いやすさからもハンドボールは多彩なシュートやパスが可能になり、パスにも色々な種類があります。
オーバーハンドパス
ショルダーパスとも呼ばれるハンドボールの基本のパスであり、手を肩より上に上げてボールを投げます。身体のバネを使うため投げやすく、ボールへの調整がしやすいので、パス方向を瞬時に変えることが出来ます。
ラテラルパス
肩を使わず腕と手首のスナップでボールを投げるパスです。モーションが小さく、思い立ったらすぐに投げることが出きるため、相手が予想しずらいパスです。横パスに繋ぐのが有効です。
バウンドパス
ボールをバウンドさせて繋ぐパスです。ボールにスピン回転をかけると、バウンド後に跳ねる向きが変わるので使用幅が増えます。
スピンパス
バウンドパスの一つであり、ボールにスピン回転をかけて投げるパスです。横回転をかけて投げることで左に曲がりていき、跳ねるときに右を向きます。逆回転をかけると逆に跳ねます。
バックパス
自分の後方にいる味方に繋ぐパスです。速攻などの時、ディフェンスを自分に引き付けてからバックパスを使うと有効です。
サイドスローパス
腰の捻りを利用し、体の横から手首を使って投げるパスです。ディフェンスの横を抜けてパスを繋ぎたい時などに使います。
ジャンプパス
ジャンプしながら空中で出すパスのことです。ボールを持った手を高く伸ばし、投点を高い位置で保持して投げます。ジャンプシュートからパスへ変える場合や、逆の場合などにも使用します。
フックパス
自分の体の後ろを通して投げるパスです。体を死角にして投げるため、相手から一瞬ボールを見失わせ意表を突くことができます。
プッシュパス
近くの味方に押し出すようにして出すパスのことです。片手、両手どちらでもやりやすいパスなので、パスを出す味方を見ないで投げると有効です。