オンラインでもオフラインでも楽しまれている人狼ゲーム。村人の振りをしている狼を見つけ出す頭脳戦ゲームです。カードを使ってオフラインでパーティゲームとして遊ぶ場合のルールをまとめてみました。
ルールと勝利条件
プレイヤーは、村人と村人に紛れた狼の陣営に分かれ、自分の陣営の勝利を目指します。夜になると狼たちは村人を一人襲って殺してしまいます。昼には村人たちは誰が狼かを推理して、投票で一人を処刑します。これを繰り返して、人狼がいなくなれば村人の勝利、村人が人狼と同じ数まで減った場合は人狼の勝利となります。
ゲームの流れ
プレイヤーはお互いに見通しやすいように、輪になるなどして着席します。プレイヤーのうち一名がGM(ゲームマスター:進行役)となります。
次に、プレイヤーに役職カードをランダムに配るなどして、他の人に判らないように役職を振り分けます。
最初に夜が来ます。GMの指示で全員眼を閉じて顔を伏せ、人狼だけが顔を上げます。襲撃する相手を身振りで相談し、指定します。
次は占い師(予言者)だけが顔を上げ、一人を指差して占います。GMは相手が狼か村人かを占い師(予言者)に伝えます。
他の役職者(霊能者や狩人など)がいる場合も、GMの指示で順番に顔を上げて身振りで仕事をこなしていきます。
GMが夜明けを告げ、全員が顔を上げると、死亡者の発表です。死亡した人はゲームから除外され、話や身振りで誰かに情報を伝えることはできません。
その後、自由討論の時間になります。ここでは、嘘も自由につけます。自分の役職を明かしても構いませんが、カードは見せられないので、信用してもらえるかはわかりません。
決められた時間が経過すると、GMは討論を中断させ、投票フェイズに移ります。挙手や投票で多数決を行い、最多得票者が処刑されます。複数いた場合は、決選投票や再投票などで1名に絞ります。
また夜が来ます。夜と昼を繰り返してどちらかの勝利条件が満たされるまでゲームは続きます。
様々な役職
配られる役職カードには、村人、人狼以外にも、占い師、霊能者、狩人など様々な役職が存在する場合もあります。役職が増えれば、ルールは複雑になりますが、その分面白いゲーム展開も見込めるでしょう。
おわりに
市販のカードでも手製のカードでも手軽に遊べてハラハラドキドキ楽しめる人狼ゲーム。是非皆さんも一度友人や家族とやってみてくださいね。