故人が亡くなってから一年目の命日が一周忌になります。
まだ悲しみは癒えていないかもしれませんね。
家族や親族、故人と縁が深かった人を招いて法要を営み故人を偲びましょう。
では、一周忌のご案内はどんなふうに出せばよいでしょうか?
一周忌法要
一周忌法要は年忌法要の中でも最も重要な法事とされています。
故人が亡くなってからちょうど一年目の命日に行います。
でも出席者の都合を考えると、直前の土・日曜日に実施することが多いようです。
一般的には、命日を過ぎないように前倒しで実施します。
早めに寺院の予約を取り、出席者にもご案内するようにしましょう。
案内状の内容
案内状には以下のことを記載します。
①拝啓・謹啓などの頭語+時候のあいさつ+敬具などの結語
②故人の名前と一周忌法要を行うことについて
③日時
④法要を行う場所
⑤会食の案内
⑥日付・差出人住所・氏名
どんな用紙を使うか
案内状は手書きでも印刷でも構いません。
一般的には、法要の後に故人を偲んで食事の席を設けることが多いですね。
準備の都合上、出欠の確認をとる必要があります。
案内状を封筒で送る場合は、返信用のハガキを同封しましょう。
送付に使用する封筒は二重封筒は使いません。
弔事では不幸が重なることを嫌うからです。
近頃は略式化されて、往復ハガキを使って案内状を出す人が増えてきました。
おわりに
遺族にとっては、一周忌までを「喪中」といい、一周忌法要が終わると喪の期間が終了します。
遺族が前向きに進むために、支えてくれている周囲にも感謝して法要を営みましょう。