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スキー用語は様々ありますが、基本的な用語の一つに”山側、谷側”という言葉があります。
言葉の通りですが、実際にスキーをしたことが無い人には、まったく分からないと思います。では、どういう意味なのかをご説明してみましょう。

ゲレンデの斜面に立ってみた場合

ゲレンデに出て斜面に建つ場合、スキーの板は下る方向に板を向けると下ってしまいます。
停止する際は、山に対して交差した状態で板を置きます。この状態で、山の山頂側にある足が山側になり、反対に麓にある足を谷側と言います。
この状態は、例えば山に対して自分自身が向いている方向により右足が山側だったり谷側だったりするという事になります。

直滑降からターンした場合

では、実際に滑り出し際は、どうなるか考えてみます。
直滑降からのターンで考えてみましょう。背中に山が来て、板先が谷側になる状態でスタートします。左にターンしたとすると左足が山側になります。同じように右側にターンした場合、右足が山側になります。

連続ターンした場合

連続ターンをすると山側、谷側がどんどん変わっていきます。
一つのターンの前半半分が谷側つまり谷回り、後半半分が山側つまり山回りになります。ターンの際に、フラットから谷側の足に乗り、ターンの終わりに山側の足に乗るという連続で行われる動作となります。原則的に言うと、連続ターンの場合は、板のエッジによって変わるので、外エッジ内エッジなどという表現や谷足、山足などという表現の方が誤解がないかと思います。

スキーの板は2本平行

最後になりましたが、スキーの板は平行に並べて滑ります。初心者の頃には、ボーゲーンなどで滑りますが、止まって居る時を含めてほぼ平行に板を並べて立っていると思います。
どんな時でも、山の山頂側が山側で麓側が谷側と表現されます。
少し難しいですが、フォールラインと言って上から下に進む流れが坂にはあります。
その流れは山が捻っていたりカーブしていたりしても常にあり、ボールを転がすと転がるラインだと考えてください。このラインに対して、山側谷側という表現をする事が殆どです。
斜面の流れを見極める事もスキーの上達につながるので、しっかり見極めてみましょう。

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