「この試合はワンサイドゲームになってしまった」「ワンサイドゲームは面白くない」バスケ観戦をしていてたまに聞く用語「ワンサイドゲーム」とは一体どのようなことを指すのでしょうか。またどのような試合がワンサイドゲームになりやすいのか、なぜワンサイドゲームだと面白くなくなってしまうのか解説します。
ワンサイドゲームの意味
ワンサイドゲームとは英語の直訳だと1つの側に偏った試合ということになります。つまりはその説明通り、試合を行っているチームのどちらかが圧倒的な強さを見せ、試合終了を待たずに勝敗が決まってしまっているものを指します。
ワンサイドゲームになりやすい試合とは
NBAなどプロの試合では戦力がそれほど偏っていることは少ないのでよほどのことがない限りワンサイドゲームになることはありませんが、高校生や中学生などアマチュアの大会では時折起こります。地区予選大会では、対戦相手が全国大会の常連高校と毎回予選敗退の弱小高校とがぶつかることもあるからです。ワンサイドゲームになっても高校野球のように点差によってコールドゲームがないのがつらいところですね。
ワンサイドゲームだと試合がつまらないワケ
ワンサイドゲームになってしまうと試合展開が一方的になるので、どちらが勝つのかドキドキハラハラがなくなります。そして応援する意欲も消えてしまうでしょう。それはコートの中の選手も同じことです。ワンサイドゲームになった時点でやる気をなくしてしまうので、見ている側だけでなくプレイヤー側も全く面白くなくなってしまうのです。