リアルでもネットでもできる人気の心理戦ゲーム「人狼」ですが、必ずゲームを進行するゲームマスターが必要です。アプリでは自動で進行してくれますが、リアルでの際は誰かがゲームマスターとならなければなりません。
そこで今回はゲームマスターのゲーム進行はどのように行われているのか、セリフを簡単にまとめてみました。
説明と確認
ゲーム初日は簡単な説明をし、人狼が誰かの確認と占い師への指示があります。 GM(ゲームマスターの略。以下GM)「皆さんの村の中に人狼が紛れこんでいます。
人狼は夜ごとに、みなさんの中から一人を喰い殺していきます。人間側は人狼を処刑できれば勝ちであり、人狼側は人間と人狼が同数になると勝ちです」 GM「では、最初の夜が来ましたので、皆さん顔を伏せてください。GMだけ人狼の確認をしますので、周りの気配が分からないように机をトントンと叩いてください。(間をおき)人狼の人は顔を上げてください」 その後人狼の確認が終わり次第、顔をまた伏せてもらいます。
GM「では次に、占い師の方は起き上がり、占う人の指定をしてください」 GMは、占い師の指定された人が人狼であるかないかをジェスチャーなどで教えます。そして顔を伏せてもらいます。
昼のターン
昼のターンは、村人たちで誰が人狼なのかを話し合ってもらいます。 GM「昼になりましたので、みなさんで誰が人狼なのかを話し合い、本日処刑する人を決めてもらいます。話し合い後に吊る人の投票を行います。話し合いは○○分です。
では、話し合いスタート」 GMがあらかじめ時間を設定し、時間が来たら、次の作業です。GM「(話し合い後)話し合いを終えてください。本日処刑する人の投票をします。(投票後)本日処刑される人は○○さんになりました。○○さんは幽霊となって、以後は発言をせずにゲームを傍観してください」
夜のターン
重要な夜のターンです。GMの進行も重要ですので、セリフに抜けがないようにして下さい。各役職持ちにどう行動するかの確認をします。 GM「恐ろしい夜の時間になりました。
みなさんは顔を伏せ、机をトントンしながら眠り(比喩)についてください。では、人狼の方は顔を上げ、襲撃する人を指定してください。(確認後)人狼の方は顔を伏せてください」 GM「では次に、占い師の方は顔を上げ、占う人の指定をしてください(確認後)では顔を伏せてください」 人狼と占い師以外にも役職持ちがいるならば、それぞれ役職に合わせた行動をうながして夜のターンは終わります。
夜明け
昨夜のプレーヤーの行動の結果、どうなったかを説明します。 GM「夜が明けましたので、みなさん顔を上げてください。
昨晩襲撃されたのは○○さんでした。○○さんは幽霊となって、以後は発言をせずにゲームを俯瞰してください」 騎士やガードがいる場合、人狼の襲撃が失敗したときなどはそれを告げます。 GM「昨晩は騎士の活躍により、襲撃の犠牲者はいません」 以降は昼のターンと夜のターン、そして夜明けを繰り返すことでゲームを進行します。
おわりに
いかがでしたか。アプリなどを使用せずリアルで人狼ゲームをする際は、GMの進行が重要となってきます。今回のセリフを参考に、ゲームマスターになった時はぜひスムーズに進行してみて下さいね。